Appleはこれまで、ほぼ毎年3月に大きなイベントを開催してきました。内容は新作iPadの発表や新サービスの紹介など多岐にわたりますが、果たして今年も同様にイベントが開催されるのでしょうか。開催されるとすれば、何が発表となるのでしょうか。この内容に関して、各Apple関連情報サイトが様々な予想を立てています。
これまで行われた3月のイベントでは、いずれも話題となる注目の製品、サービスが紹介されています。
2019年3月25日
クレジットカード「Apple Card」の他、各種サービス「Apple News+」「Apple Arcade」「Apple TV Channels」「Apple TV+」の発表
2018年3月27日
第6世代iPad(9.7インチ)の発表
(2017年はイベント無し)
2016年3月21日
iPhone SE、iPad Pro(9.7インチ)の発表、Apple Watchの値下げ、iOS9.3公表
2015年3月9日
MacBook(12インチ)、初代AppleWatchの発表
これ以前も2013年、2014年には行われていないものの、2011年と2012年はいずれも3月にイベントが開催されています。このように見ていくと、今年も3月末にイベントが開催されると予想されます。
ではイベントが開催されるとして、一体何が発表されるのでしょうか。
まず予想されるのは話題となっているiPhone SE 2です。度々この新型アイフォンについて言及しているアナリスト、ミンチー・クオ氏はiPhone SE 2が2020年3月に発表されると繰り返し述べています。さらにBarclays証券のアナリストであるブレイン・カーティス氏においてはiPhone SE 2の生産が2月に始まるとの予想を立てています。
幾度も触れて来ましたが、現在想定されているiPhone SE 2(iPhone9)は筐体がiPhone8ベースで、ホームボタンのある端末になるとのことです。
1月にAppleが、「ポータブルパーソナルコンピュータ」としてある製品をEEC(ユーラシア経済連合)を登録しました。このモデルがmacOS Catalinaで動作することが分かっており、次期MacBook Pro(13.3インチ)あるいはMacBook Airとみられています。
これに応じて3月のイベントでMacBook Proが発表されるのではないかということです。
上記二つの製品だけでなく、赤を基調としたデザインのApple Watch Series 5が発売される可能性も考えられています。というのも昨年末、仏メディアである(PRODUCT) RED Apple Watch Series 5についての情報をAppleデータベース上で発見している為です。記載はすぐに削除されましたが3月の発表を控えたものなのかもしれません。
新型iPhoneの予測をしているミンチー・クオ氏は、同様にiPad Proについても3Dセンサーが搭載された新型が近々発売するとの見通しを立てています。背面にTime of Flight(TOF)方式の3Dセンサーを備えたiPad Proは今年前半に発表されるとのことですが、この「前半」がいつ頃を指すのかは定かではありません。
とはいえ、イベント自体も確定しているわけではありません。毎年の傾向としては期待できるところですが、ひとまずAppleからの公式発表が待たれるばかりです。
source:iPhonemania
Photo:9to5Mac
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