iPhone/Macのカメラを乗っ取られてしまう脆弱性

[公開日:2020/04/05]
筆者: 新宿本店

iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。

AppleがiPhoneやMacのカメラが乗っ取られてしまう可能性がある脆弱性を発見し、safariのアップデートで脆弱性を修正したと報じられています。

 

 

safariで発見

セキュリティ研究者であるライアン・ピクレン氏は脆弱性のチェックを行う為にiPhoneやMacなどに標準搭載されているsafariを調べた所、合計7つもの脆弱性を発見したようです。

 

7つ中、3つの脆弱性を組合わせる事で、悪意のあるWebサイトへのアクセスを行うとカメラにアクセスされ乗っ取られてしまう危険性があるとの事。

発見後の2019年12月にAppleに情報提供を行ったようです。

 

 

その後、Appleによりカメラに関わる脆弱性はsafari13.0.5で修正され他の脆弱性についても3月24日に公開されたsafari13.1で修正されています。

 

 

 

 

バグ発見の報酬金を値上げ

今回の7つの脆弱性を発見したピクレン氏に対しAppleは約815万円の報酬金を支払っています。 

 

Appleは、バグ発見者に対して報酬金を支払うシステムについて、昔は招待制で開発者の一部が対象、更にiOS以外のバグは対象外とされていましたが2019年12月からバグの報酬金システムを全ての開発者に開放し、報酬金額の上限も約2,160万円から約1億円へ大きく引き上げました。

 

脆弱性によって個人情報が流出してしまう可能性もある為、プライバシーの保護を重視しているAppleにとっては意味のあるシステムなのではないでしょうか。

 

 

引用元:9to5mac

 

引用元:Macrumors

 

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