iOS14で進化するのはここだ!

[公開日:2020/07/31]
筆者: 新宿本店

 

iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。

現在、パブリックベータ版が提供開始されており、今秋に正式リリース予定のiOS14。

今回はiOS14の注目機能や進化したポイントなどをご紹介させて頂ければと思います。

 

 

ホーム画面の進化

iOS14で一番注目されている進化ポイントがホーム画面です。

ウィジェット機能やピクチャ・イン・ピクチャ機能など様々な進化がございます。

 

 

ウィジェットの自由配置

ウィジェット機能とは、わざわざアプリを開く事なく、リアルタイムに更新されている情報を確認出来るものです。

通常、ウィジェットの利用には画面を左から右にスワイプする事で確認が可能となっていますが、iOS14ではウィジェットをホーム画面の好きな場所に配置可能になりました。

大きさも3種類から自由に選択可能、これによりウィジェットの実用性が一気に増します。自分好みの、こだわりのホーム画面に仕上げる事も出来ますよ。

 

 

スタック機能

またiPhone独自の機能としてウィジェットにウィジェットをドラック%ドロップで重ねる事が出来る「スタック」機能もございます。

重ねたウィジェットを上下にスワイプする事で切り替えが可能。

 

 

スマートスタック

スタックや配置を考えるのが面倒だ、という人には「スマートスタック」がおすすめ。

ユーザーの日頃の利用状況を学習しウィジェット情報を自動的に切り替えてくれる機能です。

例えば朝、天気をチェックし昼に写真を閲覧するなど、ある程度のパターンがある場合、それらを学習し自動的に表示されるようになります。

iPhoneが自動で空気を読んでくれる為、特に拘りがない方にはおすすめの機能ではないでしょうか。

 

 

 

特定のアプリを非表示

昔に比べると随分ストレージが多いモデルが増えましたね。

その為、多くのアプリをインストールしている方はホーム画面のページが増えて見づらくなる事はありませんか? 

iOS14では、使用頻度の低いページを非表示にする事も可能です。

アプリアイコンを長押しするとアイコンが揺れる画面になりますが、その状態で画面下に表示されるドットマークをタップします。

ページの一覧が表示されますので、チェック欄を外す事で非表示になります。

 

 

Appライブラリ

Appライブラリは「最近追加した項目」や「SNS]などiPhone内の

アプリをジャンル毎に自動分類してくれる機能です。

Appライブラリ画面では下にスワイプする事で名前順に並んでいる

アプリの索引と検索も可能ですので、簡単にアプリを探す事も出来て

整理整頓になりますね。

 

 

ピクチャ・イン・ピクチャ

iOS14で追加された「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能は動画を視聴しながら別のアプリを利用したりFaceTime通話などが可能になるものです。

動画の再生中にホーム画面に移動するジェスチャーをするとホーム画面まわりでは動画がピクチャ・イン・ピクチャで再生され、四隅の好きな場所に配置可能。

2段階のサイズを選択出来ます。

一時停止や全画面の切り替えも可能で、画面の外にスワイプするとウインドウは最小化され音声のみが聞こえる状態になります。

しかしながら、このピクチャ・イン・ピクチャ機能はsafariで閲覧するYouTube動画等、AppleTV+のみ対応となっており、iPhone内の動画やYouTube専用アプリといったサードパーティー製のアプリは非対応となっているようです。

 

 

カメラアプリの進化

iPhoneを使用しているユーザーの中には通話機能よりもカメラの使用頻度が上回っている方も多いのではないでしょうか。

iOS14ではカメラアプリも進化しています。

 

カメラアプリの進化で最も注目すべきポイントは「露出調整」です。

これまでもカメラを起動し上下のスワイプで明るさの調整が可能でしたが時間が経つと元に戻るなど、使い勝手が良いとはいえませんでしたね。

進化した「露出調整」機能では撮影時の明るさを1/3段単位で-2~+2段の範囲で調整可能出来るだけでなく、調整具合を固定し撮影出来ます。

一般的なカメラの仕様と同等のものになる為、日ごろ使い慣れている方は逆光気味の時は、この程度の補正で適正な明るさになるなど、直感的な調整が出来るのではないでしょうか。 

設定アプリから露出調整の値を確認出来るアイコンの表示の有無を選択する事も可能だそうです。

 

 

 

個人情報管理の強化

これまでのiOSでは位置情報取得の際に精度が高い事もあり、場所を詳しく特定する事が可能でした。

その反面、普段の買い物場所や通院先の病院データなどからユーザーの人物像が過度に浮かび上がる等の問題もありました。

iOS14ではユーザーがアプリに共有する位置情報の精度を意図的に下げる事が可能になりました。

具体的には「大まかな位置情報を共有」という事になります。

これまでもプライバシー保護の為、ユーザー自身が位置情報を提供するタイミングを選択する事は既に可能となっていました。

新たに追加される大まかな位置情報の共有という事であれば正確な位置を共有する事は出来ませんが、設定を有効にする事で天気アプリや地域ニュースアプリなどは問題なく動作するようです。

プライバシー保護の新たな選択肢となるでしょう。

 

その他、App Storeで配信されているアプリがユーザーをトラッキングする際にはターゲット広告を含む、いかなる目的でも許可が必要になります。

簡単に説明するとアプリがユーザーに対して「追跡されたいか尋ねる」事が必須となります。

追跡の拒否を選択する事で、アプリが収集出来る情報量が減少し、結果としてユーザーのプライバシーは保護されます。 

Appleは今後、アプリの開発者に対してアプリがどのような許可を要求するか、自己申告するように求めていくようです。

ユーザーは、そのアプリを使用するにあたり、どのようなデータを提供するかを認識する事が可能になります。更に、収集されたデータはアプリ外でどのように追跡されるのかも把握する事が可能になるようです。

 

 

その他の進化ポイント

 

背面タップ機能

iOS14で追加されたユニークな新機能があります。

それが背面タップ機能。

iPhoneの背面をダブルタップ、あるいはトリプルタップする事でユーザーが設定した様々な操作を呼び出す事が可能になります。

呼び出し可能な機能は非常に豊富で「Siri」「Spotlight」「コントロールセンター」「音量調整」「マナー設定」「通知センター」「拡大鏡」「上下のスクロール」等々。

一見、背面で操作する意味は無さそうですが、手の小さい方にとっては非常に便利な機能になると思います。

 

 

 

ブラウザやメールアプリの変更

 

iPhoneでは、これまで標準ブラウザや標準メールアプリが決まっていました。

例えば送られてきたURLやメールアドレスをクリックすると自動的にsafariが開いたり標準のメールアプリが起動していましたよね。

Google chromeやGmailなどの利用は、これまでも可能でしたが、iOS14ではこれらを標準アプリとして設定可能になるようです。

 

尚、サードパーティ製のブラウザやメールアプリを標準に設定した場合、初回起動時のみ確認のメッセージが表示されるようです。

 

iOS14では、この他にもまだまだ魅力的な新機能がたくさんございます。

特にiOSを長く使用している方は、これまでとは明らかに進化した事が実感できる、そんなアップデートになるようです。

正式版のリリースは今秋予定ですので、期待して待ちたいですね。

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