先日発表されたばかりのiOS14で脱獄が可能なツールが早くも開発されてしまいました。
ただし、使用できるのはiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEなどの5年以上前に発売された古いモデルのみのようです。
iPhoneの脱獄ツールを以前から開発しているチームが、iOS14に対応した0.11.0のリリースをしたことを発表しました。
このツールにより脱獄できてしまうのはA9を搭載したiPhoneのみで、iPhone XやiPhone 8シリーズなどで使用できるようにするためには、もう少し時間が必要だとしています。
脱獄とはAppleが仕掛けているiPhoneのセキュリティーを潜り抜け、本来のiOSでは実行不可能なアプリや機能を使用できるようにするものです。
ただし、これには相応以上のリスクが伴っており、Appleが想定していない挙動をiPhoneに強いるため電源が起動しなくなってしまったり、データが消失してしまう可能性などもはらんでいます。
最新の機種などは常にApple内でセキュリティーの研究が進み、外部からの脆弱性報告に
懸賞金をかけるなどをして、日々セキュリティの強度は増しています。
しかし、一部の古いモデルではハードウェア自体に脆弱性が発見されており、iOSのアップデートなどでは修正不可能な状態のまま放置されてしまっています。
さすがに何億台もの古いiPhoneをAppleが自費で回収する事も困難であるため、仕方がないとも思いますが、新しい機種に買い替えていない方はセキュリティの観点でも買い替えを検討してみてもいいかもしれませんね。
Source:Checkra1n
via:Engadget
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