Apple社からバッテリー劣化が起こす影響を発表!

[公開日:2018/02/07]
筆者: 新宿本店

 

こんにちは!

ダイワンテレコム新宿本店です!

 

 

本日はApple社からバッテリー劣化が及ぼす影響や原因についての発表がありましたのでお伝えしますね!

 

 

バッテリーとパフォーマンスの関係性

 

Apple社は以下の様にバッテリーとパフォーマンスの関係性について述べております。

 

”iPhone はシンプルで使い勝手のよいユーザ体験を実現すべく設計されています。これを可能にするには、さまざまな先進的なテクノロジーと精巧なエンジニアリングを組み合わせることが必要不可欠になりますが、そうしたテクノロジーの重要分野の一つがバッテリーとパフォーマンスです。バッテリーは複雑なテクノロジーです。バッテリーのパフォーマンスや、それに関連する iPhone のパフォーマンスには、数多くの可変要素が関わっています。すべての充電式バッテリーは消耗品で、その耐用年数 (寿命) には限りがあり、いずれは容量やパフォーマンスが低下して交換が必要になります。バッテリーが劣化すると、その影響で iPhone のパフォーマンスにも変化が表れます。(中略)”

 

iPhoneの動作が遅い・アプリの起動時間が長いというのは、iOSの影響+バッテリーの劣化でも起こる可能性があるという事になりますね!

また、バッテリーのパフォーマンスを長引かせるためには50%前後で直射日光などの高温環境下での管理は避けた方が良いとされております!

 

 

バッテリーの経年劣化が進むと…

 

”リチウムイオンバッテリーの化学的経年劣化が進むと充電可能な容量が低下し、その結果、再充電が必要になるまでの時間が短くなっていきます。これは、バッテリーの最大容量 (新品時と比較したバッテリー容量の基準) の低下と言うこともできます。さらに、バッテリーの最大瞬時給電能力 (ピーク電力) も低下する可能性があります。iPhone が正常に機能するためには、バッテリーが電子部品に瞬時に給電できなければなりません。この瞬時給電に影響を与える属性の一つがバッテリーのインピーダンス(※1)です。バッテリーのインピーダンスが高いと、システムが必要とする電力を供給することができません。化学的経年劣化が進んだバッテリーでは、このインピーダンスが増加する傾向があります。バッテリーのインピーダンスは、充電残量が少ない状態や低温環境下でも一時的に増加します。(中略)”

(※1)インピーダンス…電圧と電流の比を表す単語。数値が高くなると電流が流れにくくなる。

 

上記のようにApple社は、述べております。

という事は、長期間の使用・寒い環境下での使用をしたことにより、「最大容量の低下→充電回数が増える→劣化する」という悪いサイクルが出来てしまいますね。更にインピーダンス(電流と電圧の比)が高くなることにより電流が流れにくくなります。最悪の場合、”劣化により端末が起動しない”という事になります

また、この劣化による最大容量の低下は”リチウムイオンバッテリーすべて”に共通する事でもあります。

 

 

急にシャットダウンされる原因とは?

 

 

”インピーダンスが高いバッテリーから電力が供給されると、バッテリーの電圧が急激に低下します。電子部品が正常に動作するには最低限の電圧が必要です。たとえば、デバイスの内蔵ストレージ、電源回路、バッテリー本体などがそうです。電源管理システムはバッテリーの性能を判断した上でこうした電力供給を行い、システムが継続的に動作できるように負荷を管理していますが、電源管理システムの能力を最大限に発揮しても継続的な動作が難しくなると、電子部品を保護するためにシステムがシャットダウン (システム終了) します。(中略)”

 

 

これは、端末側からすると意図的な動作といえますが、利用者からすれば「突然のシャットダウン」という認識になってしまいますね。

という事は、急なシャットダウンを起こした端末を何度も起動させるという事は、端末を破壊する行為にもなりかねないという事にもなりますね。。。

 

 

 

劣化すると機能に影響は?

 

iOSによりパフォーマンス管理がされているiPhoneではバッテリーの劣化により下記の動作に変化を感じることがあります。

 

・アプリの起動に時間がかかるようになった。

・スクロール中にカクカクする。

・バックライトが暗くなった。

・スピーカーの音量が小さくなった 。

・一部のアプリで徐々に動作が重くなる。

・さらに極端な場合は、カメラのフラッシュが画面上に表示されているにもかかわらず使用できない。

・バックグラウンドで更新されるはずのアプリが起動中に再読み込みされることがある。

 

しかし、下記の機能はバッテリーの劣化で影響を受けないそうです。

 

・通話品質やネットワークのデータ転送量

・撮影した写真やビデオの品質

・GPSの機能

・位置情報の精度

・ジャイロスコープ、加速度センサー、気圧計などのセンサー

・Apple Pay

 

 

まとめ

 

 

以上のようにApple社によるバッテリー劣化による影響や要因などを考察してみましたが、充電式バッテリーはiPhoneだけではなく”すべての電子機器のパフォーマンス低下”につながる要因なのかもしれませんね!

iPhone 8・iPhone8 Plus・iPhone Xはハードウェア面でもソフトウェア面でも素晴らしい進化をしているようですがバッテリーの劣化によるパフォーマンス低下を必ずしも防げるわけではないという事もApple社は述べておりました。

リチウムイオンバッテリーは0%~100%を1回の充電として600回充電すると約10%最大容量の低下を起こします。

2年ほど経過しているのであれば”バッテリー交換は必要”と考えても良いですね!

 

バッテリー交換についてご質問がありましたらダイワンテレコム新宿店(0120-952-463)までお気軽にご相談ください!!

 

 

引用元:Apple

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