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2018年11月7日に発売された新しいiPad Pro。「変えていないのは名前だけ」と言われるほど、これまでのiPadとは大幅に変わった性能や見た目を徹底解説します
iPad Pro 11インチ (Apple Store)
Wi-Fiモデル | セルラーモデル | |
---|---|---|
64GB | 89,800 | 106,800 |
256GB | 106,800 | 123,800 |
512GB | 128,800 | 145,800 |
1TB(1024GB) | 172,800 | 189,800 |
iPad Pro 12.9インチ (Apple Store)
Wi-Fiモデル | セルラーモデル | |
---|---|---|
64GB | 111,800 | 128,800 |
256GB | 128,800 | 145,800 |
512GB | 150,800 | 167,800 |
1TB(1024GB) | 194,800 | 211,800 |
Apple公式サイト、もしくはauやドコモなどの通信キャリアから購入することができます。サイズは11インチと12.9インチの2種類から選択できます。
色はシルバーとスペースグレイから選択でき、価格に差はありません。11インチの最安値はWi-Fiモデル64GBの89,800円、最高値はセルラーモデル1TBの189,800円。
12.9インチの最安値はWi-Fiモデル64GBの111,800円、最高値はセルラーモデル1TBの211,800円。
10万円を切るモデルが11インチのWi-Fi64GBのみとなっており、全体的に価格設定が高めな印象です。価格帯がMacBookとほぼ同じであるため、タブレット端末かラップトップ型かという選択になりそうです。Wi-Fiモデルとセルラーモデルの違いは、SIMカードが入るかどうかです。セルラーモデルにSIMカードを挿入すると、スマートフォンと同様に、Wi-Fiがない状況でも電波が届く場所であればインターネット回線を利用することができるようになり、電話番号を持つことが可能になります。SIMカードを挿入しないのであれば、どちらのモデルもネット利用にはWi-Fiを使用することになるため、SIMカードを別途契約しない予定の場合、Wi-Fiモデルを選択しましょう。
iPad Pro 11インチ (通信キャリア契約)
SoftBank | au | docomo | |
---|---|---|---|
64GB | ¥1,380円×36回 (¥49,680) |
¥1,435円×36回 (¥51,660) |
¥1,435円×36回 (¥51,660) |
256GB | ¥1,435円×36回 (¥51,660) |
¥1,915円×36回 (¥68,940) |
¥1,915円×36回 (¥68,940) |
512GB | ¥2,480円×36回 (¥89,280) |
¥2,535円×36回 (¥91,260) |
¥4,374円×24回 (¥104,976) |
1TB(1024GB) | ¥4,374円×24回 (¥104,976) |
¥3,775円×36回 (¥135,900) |
¥3,775円×36回 (¥135,900) |
iPad Pro 12.9インチ (通信キャリア契約)
SoftBank | au | docomo | |
---|---|---|---|
64GB | ¥2,000円×36回 (¥72,000) |
¥2,055円×36回 (¥73,980) |
¥3,645円×24回 (¥87,480) |
256GB | ¥2,480円×36回 (¥89,280) |
¥2,480円×36回 (¥89,280) |
¥4,374円×24回 (¥104,976) |
512GB | ¥4,374円×24回 (¥104,976) |
¥4,374円×24回 (¥104,976) |
¥5,319円×24回 (¥127,656) |
1TB(1024GB) | ¥5,319円×24回 (¥127,656) |
¥5,319円×24回 (¥127,656) |
¥7,155円×24回 (¥171,720) |
通信キャリアで契約すると、本体代金を抑えることが可能です。
最も本体代金が安く済むのがSoftBankで、最も高いのがdocomoです。また、SoftBankとauは36回払いであるのに対して、docomoは24回払いとなっています。
•エッジからエッジまで広がるオールスクリーンディスプレイ
•色を鮮やかに映し出すLiquidRetinaディスプレイ
•もっと薄く、さらに薄く。厚さわずか5.9mm。
•TrueDepthカメラによる顔認証システム
•小型化し、高音質になったラウドスピーカー
•全ノートパソコンも92%より高性能なA12Xチップを搭載。
•埋め込まれた102個のマグネット
•より快適になったApplePencil
•これだけ詰め込んでも超軽量の468g
11インチ | 12.9インチ | |
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ディスプレイ | 11インチ Liquid Retinaディスプレイ |
12.9インチ Liquid Retinaディスプレイ |
解像度 | 2,388 x 1,668 px 264ppi | 2,732 x 2,048 px 264ppi |
画面テクノロジー | IPS LCD バックライト Multi Touch ProMotionテクノロジー 広色域ディスプレイ(P3) True Toneディスプレイ 耐指紋性撥油コーティング 反射防止コーティング |
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CPU | A12X Bionicチップ (Neural Engine 搭載) |
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メモリ(RAM) | 4GB / 6GB(1TBモデルのみ選択可) | |
ストレージ(ROM) | 64GB / 256GB / 512GB / 1TB | |
バッテリー容量 | 7812mAh | 9720mAh |
素材 | ディスプレイ:ガラス フレーム:アルミニウム |
|
サイズ | 247.6×178.5×5.9 (mm) | 280.6×214.9×5.9 (mm) |
重量 | 468g | 631g |
セキュア認証 | Face ID | |
背面カメラ | 裏面照射型1200万画素イメージセンサー ƒ / 1.8:広角レンズ 自動手ぶれ補正 最大5倍のデジタルズーム クアッドLED True Toneフラッシュ ハイブリッド赤外線フィルタ スマートHDR 人体検出と顔検出 パノラマ撮影(最大63メガピクセル) バーストモード Focus Pixelsを使ったオートフォーカス |
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前面カメラTrueDepthカメラ | 裏面照射型 700万画素イメージセンサー ƒ / 2.2:広角レンズ 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) Retina Flash スマートHDR 人体検出と顔検出 自動手ぶれ補正 バーストモード |
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動画撮影 | 4Kビデオ撮影(30fpsまたは60fps) | |
オーディオ再生 | 対応するオーディオフォーマット:AAC(8~320Kbps) 保護されたAAC(iTunes Storeから購入したコンテンツ) HE-AAC、MP3(8~320Kbps) MP3 VBR、Dolby Digital(AC-3) Dolby Digital Plus(E-AC-3) Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+) Apple Lossless、AIFF、WAV ユーザーによる設定が可能な最大音量制限 |
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ビデオ再生 | Apple TV(第2世代以降)へのAirPlayミラーリング、写真、音声、ビデオ出力 対応するビデオミラーリングとビデオ出力:USB-C Digital AV MultiportアダプタおよびUSB-C VGA Multiportアダプタ経由で最大4K(アダプタは別売り) 対応するビデオフォーマット:H.264ビデオ:最大4K、毎秒30フレーム ハイプロファイルレベル4.2(最大160KbpsのAAC LCオーディオ) 48kHz、最大1,008KbpsのステレオオーディオまたはDolby Audio、48kHz、.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットのステレオオーディオまたはマルチチャンネルオーディオ MPEG 4 ビデオ:最大2.5Mbps、640 x 480ピクセル、毎秒30フレーム、シンプルプロファイル(1チャンネルあたり最大160KbpsのAAC LCオーディオ) 48kHz、最大1,008KbpsのステレオオーディオまたはDolby Audio 48kHz、.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットのステレオオーディオまたはマルチチャンネルオーディオ Motion JPEG(M JPEG):最大35Mbps、1,280 x 720ピクセル、毎秒30フレーム、ulawオーディオ、.aviファイルフォーマットのPCMステレオオーディオ |
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SIMカード | nano-SIM(Apple SIMに対応) eSIM |
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Apple Pay | Face IDを使った、アプリケーション内とウェブ上でのiPadによる支払い |
•10.5インチから11インチへディスプレイサイズが大きくなった
•ホームボタンがなくなり、オールスクリーンディスプレイに
•セキュア方式がTouchID(指紋認証)からFaceID(顔認証)へ変更
•カメラにポートレートモードを追加
•CPU(演算処理装置)がA10XからA12Xへ劇的に進化
•メモリ(RAM)サイズに6GBが登場
•ストレージ(ROM)サイズに1TB(1024GB)が登場
•バッテリー容量がさらに大きく、よりパワフルに動作するように
•接続端子がLightningからUSB Type-Cへ変更
•より薄く、より軽く
以前のApple Pencilよりもより使いやすく高性能になりました。
ペンの側面をトントンとダブルタップすると、描画アプリ内でツールの切り替えができるようになりました。また、新しいiPad Proの側面にマグネットでくっつけると自動で充電され、いつでも使いたいときに使うことができます。
Smart Keyboard FolioはiPad Proに最適のキーボード付きカバーです。
プラグで接続する必要も、Bluetoothでペアリングする必要もありません。マグネットでピタッとくっついた瞬間からキーボードが使えます。キーボード操作はMacとほぼ同じで、コマンドキーをつかった便利なショートカットが利用できます。
実際に表参道のApple Storeに行って触ってきました。
画像を見ていたため、そこまで新鮮さはないだろうと思っていましたが、実物を見てみるとかなり衝撃でした。一目見ただけでわかるほど、普段私が使っているiPadと比べて色が鮮やかで、はっきりしていました。
また、ホームボタンを廃止してオールスクリーンディスプレイにしたおかげで、ほぼ同じ10.5インチiPadと比べて大画面に感じました。そして持ち上げてみると、確かに軽い。新しいiPad Proは筐体にマグネットが102個も埋め込まれていて、Apple Pencilがピタッと側面にくっつきます。最初にくっついたときは「おお!」となりましたが、正直落として失くさないか心配です。めちゃくちゃ強いマグネットというわけではありませんでした。
しかし、ケースから一々Apple Pencilを取り出さなくても使えるのは非常に便利に感じます。Apple Pencilが別売りという点が少し気になりますが。
Apple Storeで音量を最大にして映画を流してみました(まわりからじろじろ見られて恥ずかしかったです)最大にしても音割れせず、小さいスピーカーから出ているとは思えないほど高音質でした。最大音量も十分に感じます。
そして、気になる性能ですが、iOSを搭載している端末の中で最も高性能であるため、すべての動作がサクサクヌルヌルで非常に快適です。
iPad Proは複数アプリの同時起動が可能であるため、重いアプリを複数同時操作するために高い性能が必要になります。そういった点では、これまでのiPadに比べてよりiOSの魅力を引き出せているといえるでしょう。ただ、最新のグラフィック技術を使ったゲームや画像・動画編集アプリを使わないのであれば、少々オーバースペックかもしれません。
進化した新しいiPad Proですが、どのような人におすすめなのでしょうか。
非常に高性能な端末ですので、だれが使っても満足できるパフォーマンスを発揮するでしょう。プロ用のアプリケーションもサクサクと動きます。ほぼパソコンのように使うことができるので、古いノートパソコンを使っている方の買い替え先としても優秀でしょう。
しかし、使えるアプリケーションはiOS対応のもののみなので、WindowsやMacでしか使用できないソフトが必要な場合は注意しましょう。高性能であるため、どんなユーザーの目的にも応えられる代わりに、価格設定が高くなっています。10万円を切るモデルが11インチのWi-Fi64GBしかなく、決して金額的に手軽な端末ではありません。
しかし、auやドコモなどのキャリアで契約することで本体代金を抑えることも可能です。あまり重いアプリケーションを使わず、安く済ませたい方にはおすすめできません。プロ用のアプリケーションを利用したり、Apple Pencilで授業ノートをとったり、絵を描いたりする人にはとてもおすすめです。
引用元:Apple
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