Apple Japanは、iPhone XS/XR購入者に限り、1月31日までの期間限定で、Apple StoreにおけるGive Back(下取り)価格を増額する事を発表しました。下取り額はiPhone XS/XR購入時の割引に利用できるとのことです。
11月末から米アップルで下取り額100ドル増額が実施されていましたが、日本でもGive Backの増額がキャンペーンが実施される事になりました。
対象機種は、iPhone XSとiPhone XRのみで、iPhone XS MAXは対象外なのは残念なところです。
また、キャンペーン対象となるのは、Apple Storeの実店舗のみで、オンラインでの購入の場合は対象外です。
キャンペーンの実施期間は、1月31日までとなっており、ボーナスやお年玉にGive Backを加えて、最新モデルを購入しやすくする狙いがありそうです。
下取り増額対象の端末は以下の通りです。
下取り分をそのままiPhone XS/XRの購入代金に充当するため、店頭購入のみ対象となっています。
iPhone XS及びiPhone XRの価格は以下の通りです。
例えば、iPhone 7を下取りした際のiPhone XRの価格は、66,282円となっていますので、下取りに出したiPhone 7のストレージが不明ですが、下取り充当額は18,518円である事がわかります。
一方、オンラインでの下取りの場合のiPhone 7の価格は、32GB:13,000円、128GB:16,000円となっていますが、オンラインでの下取りは今回のキャンペーン対象外と言う事は、これが通常の下取り額であると見る事ができますので、32GBであれば+5,518円増額ですが、128GBであれば+2518円しか増額されていない言う事になります。
先の米アップルでの下取り額増額のニュースの中で、「iPhone 6sPlus」の下取り額が、通常100ドルが200ドルに増額されている事が事例として挙げられていました。
今回の日本でのキャンペーンでは、iPhone 6sPlus下取りによるiPhone XR購入額は66,282円とされていますので、定価と比較すると14,814円が下取り充当額だと分かります。
一方、オンラインによる下取り額は、16GB:9,000円、64GB:12,000円、128GB:13,000円で、後に追加になった32GBは10,000円の下取りです。
これによって、日本での下取り額の増額は、最も増額幅が大きい16GBモデルでも+5814円、最少128GBでは僅か1,814円である事がわかります。
この下取り額は、米アップルの事例である100ドル増額には程遠い状況です。
事例の中で、最も安く購入できる「iPhone 7Plus下取りでiPhone XR購入」の場合、実質支払額は59,800円となり、下取りなしのiPhone 7購入と近い金額になります。
また、現在実施中の無金利ローン(2018/12/31まで)を利用すれば、月々2,500円(×24回)程の負担で、最新モデルを購入する事ができます。
旧端末をどうするか…という点においては、故障や破損時などの代替機として残した方が良いという考えもありますので、今回の下取り額増額を、「安い」「チャンスだ」と見るか、そうでないかは微妙なところと言えそうです。
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