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Siriに命を救われたという話しはよく耳にしますが、昨年12月7日にも、アメリカネバダ州で起こった事故で身動きが取れなくなったクルマのドライバーの命を救ったというニュースが届いています。
ネバダ州パーランプをジープで走行していたNate Felix氏がクルマもろとも転落したのは、水が干上がり乾燥した湖の底でした。
彼は、転覆したジープから這い出そうとしましたが、転落で負ったケガの激痛と、身体の80%がマヒしてしまったために動く事ができず、連れていた愛犬に暖かさを得ようとしたものの、僅か10分でそれは無理だと悟ったといいます。
冬のネバダの寒さは命にかかわります。
Felix氏がどんなに声を張り上げようと、誰かの耳に届く事はありませんでした。ただ1人、iPhoneの中のSiriを除いては…。
実際彼の眼にはiPhoneの存在は確認できませんでしたが、少なくとも音声コマンドが届く範囲にはあったようで、彼は考え得る様々な人への通話をSiriにかけさせようと試みましたがうまくゆきませんでした。
「あそこへかけて、あそこへ電話して」
「cannot connect,cannot connect(繋がりません、繋がりません)」
そして最後に彼の命を救ったのは、「Hey Siri, call 911」でした。
彼のもとへパーランプバレーの火災救助隊が駆け付け、ジェームズ・ペリー大尉によって救助されました。彼は砂漠の寒さの中に居たため、大事をとってエルパソにあるUMC(University Medical Center)に入院し、4日目にパーランプに帰宅する事ができました。
彼はいま、車いす生活です。
「私は、腕と手の椎骨を損傷したため、腕がまるで暖炉の中に座っているように暖かく感じます」と言いますが、それでも「うまくゆけば、徐々に良くなってゆくはずです」と希望は失っていないようです。デバイスを自らの手で操作できなくても機能するSiriを、イザと言う時に味方につけるためには、「Hey!Siriを聞き取る」と「ロック中にSiriを許可」をONにしておく必要があります。
(筆者註:日本では緊急通報を音声だけで完了する事はできません)
引用元:NEWS3LAS VEGAS
引用元:Story Line
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