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Opensignalは、2018年の一年間、世界の約9,407万デバイスによる通信、約5,857億件を収集した結果を分析したレポートを公開しました。
レポートでは、現在使用されている4G回線の通信速度が、時間帯によって大きな差があるという事が指摘されています。しかし、2020年にはアメリカの一部で5G対応のサービスが開始される予定という事で、その差は小さくなるのではないかと予想されています。
4G回線でのダウンロード速度を国別に見ると、最も早い記録を出したのは韓国の55.7Mbpsで、二位はスイスの55.5Mbpsです。
しかし、一日のうち最も速度が落ちる時間だと、韓国は40.8Mbps、スイスは29.2Mbpsまで落ち込みスイスの方が最高速度と最低速度の差が大きくなってしまいました。
日本の通信速度は、最高が38.0Mbps、最低が22.7Mbpsという結果でした。最高速度を比較した場合、日本は70か国中23位でした。
また、世界の主要都市の4G回線でのダウンロード速度を比較したところ、韓国の首都であるソウルが59.1Mbps/平均48.1Mbps/最低40.6Mbpsでトップに立ちました。
日本では東京で計測が行われ、最高40.3Mbps/平均27.7Mbps、最低22.1Mbpsという結果になりました。
通信速度は、回線を多くのユーザーが利用し、大容量のデータがやりとりされると低下しますが、一日のうち最も通信速度が低下する時間帯は夕方から夜の時間帯ということがわかりました。特に夜の8時から10時ごろが一番低下するようです。夜はゲームの通信や動画の視聴等が活発になる為この様な結果になったと推測されます。
一方日本では、お昼の12時ごろに最も通信速度が遅くなります。この傾向について調査を実施したOpensignalは「お昼休みになると一斉にモバイルビデオを観るのではないか」と推測していますが、皆さんはお昼休みの時間はどう過ごしていますか?
来年からアメリカの一部で5G回線のサービスが開始される予定という事ですが、日本でもサービスが開始された際には動画視聴やアプリゲームで遊んだりなど、今よりもっと快適になることが期待されますね。
引用:iPhone Mania
画像:Opensignal
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