iOS13、個人的に期待する新機能や変更点まとめ

[公開日:2019/06/01]
筆者: 新宿本店

iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。

2019年6月4日に開催された「WWDC2019」においてお披露目された次期OS「iOS13」ですが、報道やリポート等によって紹介されている様々な機能や変更点・改善点の中から、個人的に「これは」と期待できるものをまとめてみました。

 

 

iOS12は多くのiPhoneにインストールされた「名iOS」だった

未だ「iOS13」が正式にリリースされていない現時点で「~だった」と過去形で言うのも妙ですが、確かにiOS12」は、旧モデルもアップデート対象に残し、動作速度の改善に注力したOSであった事から、iOS11と比較してもより高い割合でiPhoneユーザーに迎え入れられたという点で、「名iOS」だったと言えるかもしれません。

後継OSとして登場する「iOS13」は、iPhone5s及びiPhone6/6Plusはアップデート対象から外れたものの、心配されていたiPhone6s/6sPlus及びiPhone SEはアップデート対象として生き残る事が発表されています。

そして新たなiOSには、従来以上に期待できそうな新機能や、変更点・改善点が満載です。

数ある中から、筆者が個人的に期待している新機能や変更点をピックアップしてみます。

 

 

iOS13ではさらなるパフォーマンスアップを実施

 

iOS13では、高速化したiOS12よりもさらにパフォーマンスの向上が図られます。

アプリの起動は2倍速くなり、Face IDによる認証も30%向上、アプリのダウンロードや更新データも小さくなります。

現在のFace IDの認証が遅いと感じる事はほとんどありませが、それでも一瞬の間があるのも事実。iOS13によって、30%の認証速度の向上があると、そうしたちょっとした「間」がさらに目立たなくなりそうです。

 

 

本格的なダークモードが搭載される

 

Android端末ではすでに一般的とも言えるダークモードですが、iOS13でいよいよiPhoneにもダークモードが搭載されます。

経験的に言えば、基本的に目に優しく見やすいのが特徴で、目の疲れも軽減される印象です。

就寝前にスマホを見る事は、睡眠にとって好ましくないと言う事は多くのスマホユーザーが知っていますが、現実問題、就寝前にメールやSNSをチェックする事は必須になっている感がありますし、ニュースを読むタイミングがそこしかないという事もあるかもしれません。

つまり、就寝前にスマホを見ないと言う事は、理想としては分かっていても現実的には排除できない悪習慣の1つです。

しかし、ダークモードであれば白く明るく光る部分が減ることで「多少はマシ」になる可能性がありそうです。

そして、もう1つのメリットが、iPhone XS/XS MAX/XR/Xなどの有機ELディスプレイ搭載端末では、黒い部分は素子が発光しないため、バッテリーの消耗を抑える効果が期待できます。

夜にならなければダークモードにしてはいけないルールはありませんので、見やすいか見にくいかは別として、1日中ダークモードで使用する事で、1回の充電で帰宅までバッテリーが持つ…なんて事もあるかもしれません。

 

 

アップルIDでログインする「Sign in with Apple」

個人的には最も期待している新機能です。

従来、様々なWEBやサービスにサインインする際に「Facebookでサインイン」「Googleでサインイン」という表示が出ていましたが、出始めた当初を除いて、ある時期から使用しなくなりました。

当初は何気なく、簡単で便利だと言う事で使っていたのですが、ある時ふと「安全なのか?」と思うようになりましたが、その後の、Facebookの個人情報のダダ洩れ状態には驚かされました。

Facebookだけではなく、世界中の有名サイトやサービスで個人情報の流出や紛失が相次ぎ、iPhoneユーザーの唯一の対抗手段は、iPhoneが自動生成してくれる「難しいパスワード」を採用することでした。

そんな中で登場する「Sign in with Apple」(アップルでサインイン)は、どこかのサービスにサインインする際に、メールアドレスを用意したり、パスワードを生成する必要がなく、既に登録済みのアップルIDでサインインする事が可能です。

従来のサインインと決定的に違うのは、「Sign in with Apple」はサインインする先に、個人情報を一切渡さないことです。登録にメールアドレスが必要でも、使い捨てのメールアドレスを生成してサインインしてくれるため本当のアドレスを明かさずに登録できるという事です。

しかも、そのログイン情報はiPhoneが覚えていてくれるので、ログイン情報を覚えておく必要さえないのです。

家内はよく「パスワードなんだっけ」「どのアドレスで登録したっけ」と首を捻っています。かく言う筆者は、ファイルにまとめているので、そういう困り方はしませんが、もしハッキングされてファイルごと持っていかれたら完全にアウト…というリスクを背負っています。

そんな、サインイン・ログインの「お困り夫婦」を救ってくれる「神機能」ではないかと期待満々なのです。

 

 

Siriとの会話

皆さんは「Siri」をどの程度使っていますでしょうか。

機械に話しかけるのが阿呆らしいとか、恥ずかしいとか、ちょっと変な人と思われそう…等々、筆者の周囲にもSiriを使わない人は少なくなく、彼らの使わない理由はだいたい同じです。

 

思うのですが、今の日本にそこまで赤の他人に興味がある人っていますかね?

例えば街中で道が分からなくなり「Hey Siri、○○までのルート案内」とiPhoneに話しかけても、ほとんどの場合、誰も興味を示しませんし、例え示されたとしても話しかけられる事などまずあり得ません。ただすれ違って二度と会う事のない人たちです。

と思うと、意外に使うようになります。筆者はそうでした。

換算・計算・メールやSNSメッセージ入力・タイマー・目覚まし・天気・検索等々家の中でもかなり使います。

そんなSiriの最大のウィークポイントが、あまりに下手くそな日本語です。

句読点というものをご存知ないし、漢字の読み方を1~2種類しかご存知ないので、なかなか不自然な会話を強いられる上、筆者の活舌の悪さも相まって、会話が成立しないことさえある始末です。

iOS13では、機械学習によって従来以上に自然に会話できるようになるとの事なので、「たぶんそれは英語での話」とは思いつつ、期待してしまう自分がいます。

 

 

知らない相手からの電話はスルー、メールにはブロック機能

アドレス帳やメッセージ、メールにない電話番号からの着信を受けることなく留守番電話にスルーする事が可能になり、メールも、任意で設定できるブロックリストのアドレスからの受信を、開く事なくゴミ箱へ捨てる事が可能になります。

もちろん、手持ちのiOS機器で共有利用が可能です。

あまり目立たない地味な機能ですが、うまく機能すればより快適になるのかな…と思います。

 

 

バッテリーに優しい充電、データ量を節約するモバイル通信

こちらもあまり目立たない機能ですが、期待しています。

バッテリーの充電は「フル充電状態」を長時間継続させたい保護機能の一種で、例えば就寝中の充電では、充電量は80%に抑えておいて、朝ユーザーが目覚めてから満充電にする事で、満充電の継続を防ぎ、引いてはバッテリー保護に繋がるという仕組みです。

筆者は、任意でバッテリー充電量を指定してアラームが鳴る有料アプリを購入した事があり、満充電にしたくない人ですので、この機能は歓迎です。

また、データ容量が減らないようにする「ローデータモード」なる仕組みが搭載されるらしいのですが、モバイル通信料をセーブするという以外に情報がなく、詳しい事は不明なのですが、モバイル通信のデータ容量を節約できるってだけで大歓迎です。

 

他にも期待できる新機能が目白押し

例えば「Apple Mapがかなり良く」なって「ストリートビューに似た機能が搭載される」とか、「ポートレートモードがもっとすごくなる」とか、「写真の分類が楽になる」とか、「Car Playが向上する」等々、まだまだたくさんの新機能や改善点が目白押しな「iOS13」です。

早ければ、6月末にはパブリックベータが配信されるとう噂もありますので、是非、早く使ってみたいと思っています。

 

 

 

引用元:Apple

引用元:YouTube

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