safari搭載のプライバシー機能-広告会社はダメージか

[公開日:2019/12/15]
筆者: 新宿本店

iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。

2017年に導入された「Intelligent Tracking Prevention」。

これにより広告業界が大きなダメージを受けているようです。

 

プライバシー保護に大きな効果

 

Appleが2017年にsafariに導入したIntelligent Tracking Prevention、通称ITP機能はプライバシー保護に大きな効果を発揮しています。

ITP機能の導入後、Webサイトの運営側は訪問ユーザーの行動を追跡する事がほぼ不可能になりました。

広告配信などを目的とした追跡用Cookieを識別すると一定期間後にCookieの利用制限やアクセス遮断を行います。

この機能はsafari 11から標準装備されています。

 

要するに広告会社はと特定の層に向けての広告表示が出来なくなってしまうのです。

safariの広告効果は、ほとんど得られない為に広告費は過去2年間で60%も減少。

その反対にGoogle chromeの広告費は大幅な上昇をみせています。

 

広告売り上げは大幅減

アメリカではモバイルブラウザはsafariが50%の利用率を誇っています。

その為、特にアメリカでは影響が大きく深刻な問題となっています。 

広告会社CriteoについてはITPの導入年の2017年第四半期の売上が売上高全体の9%減少しており、2018年、2019年は更なるダメージを食らっている可能性もあるとの事。

ITPはユーザーによるオンオフが設定出来るようですが、iPhoneユーザーでITPをオフにしているのは9%と言われています。今後はオンライン広告の手法自体が変化していく事も考えられますが、広告配信社にとっては、しばらく厳しい状況が続く事が予測されます。

 

 

引用元:The Information

 

引用元:9to5Mac

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