Apple-iPhoneの分解ロボット技術を外部提供か

[公開日:2020/01/13]
筆者: 新宿本店

iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございす。

Appleは現在リサイクルなどの目的で使われているiPhone分解ロボット「Daisy」の技術を外部に提供する事を検討しているようです。

 

iPhone分解ロボット「Daisy」

2018年4月にAppleが公開したiPhone分解ロボット「Daisy」が話題になりました。

膨大なハイテク製品を生産出荷している企業という事もあり環境問題への取り組みも積極的なApple。

しかしながらiPhoneを中心に製品は年々小型薄型化が進んでおり、圧着などの手法を多用し高密度実装されている為、製品から素材を取り出すのは簡単ではないのです。

 

Daisyが開発された目的としてはiPhoneに含まれる鉱物をリサイクルし新たに発掘する鉱物をゼロのまま製造が続けられるようにする「クローズド・ループ」を実現する為です。

AppleはDaisyの開発により希土類元素やタングステン、アップル製アルミ合金を、これまで以上に効率的に回収しリサイクル活用に成功、今後はリサイクルの対象も広げていく計画との事です。

 

実際、回収された材料はMacBook AirやMac miniなどに使われているアルミニウムにリサイクルされているようです。 

 

 

Daisy技術の他社提供を検討か

DaisyはiPhoneを分解する際に摂氏マイナス80度の冷気を吹きかけバッテリーを取り外してから各種部品を取り除きます。

Appleは過去にDaisyの元となる初代iPhone分解ロボLiamを2016年に発表しています。

Daisyの技術はLiamを大きく上回りiPhoneを1時間に200台、年間で100万台を分解する事が可能になっています。

多くの鉱物が必要になる電気自動車業界などを中心に、Daisy技術を他社へ提供する事もAppleは検討しているようです。

地球の為だけでなくAppleのビジネス的にも大きな発展に繋がっていくのではないでしょうか。

 

引用元:Reuters

引用元:Apple

 

 

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