iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。
スマートフォンの充電ケーブル端子をUSB-TypeCに統一にすると欧州議会のメンバーが求めていると先日もお伝えさせて頂きましたがAppleは「イノベーションの妨げになる」と反対声明を発表しました。
充電ケーブルに採用されている端子は2009年までは30種類以上存在していました。
しかし欧州の充電コネクタ統一化の動きもあり現在では3種類の端子に絞られています。
AppleでもiPad Proなどの一部の端末においてはLightningコネクタからUSB-Cに変更されるなどの動きもございますが充電ケーブルを統一化という部分については以下のコメントを残し反対を示しています。
「当社は、スマートフォンの充電コネクタを共通の1つのタイプに統一するよう強制する規制は、イノベーションを促すというよりも、むしろ妨げになり、ヨーロッパの顧客と経済全体にとって有害であると信じている」
「欧州委員会が、イノベーションと新しいテクノロジーを顧客にもたらす業界の能力を制限しない問題解決策を探ることを期待している」
Apple製品で最も売れている商品がAirPodsとドングル(変換アダプタ)です。
2018年の夏の集計ではAirPodsの1位に次いで2位にLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタとなっています。
これは2018年の世界最大規模の家電量販店 Best Buyのデータではありますが現在もAppleにとってドングルが大きな収入源である事は間違いないようです。
Lightningコネクタ、USB-CコネクタそれぞれにメリットはあるのですがLightningコネクタをiPhoneに採用する利点としてはサイズがUSB-Cよりコンパクトな為、空いたスペースをバッテリーなどの部品に回す事が出来るのです。
欧州会議のメンバーは充電ケーブル端子を統一する目的として電子ゴミの削減であるとコメントしていますが、果たしてどのような結果になるのでしょうか。
引用元:Financial Times
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