(iPhone)タッチ不良・反応しない | 新宿本店

新宿店でいただく修理依頼のうち、画面割れと並んで多いのがタッチ操作が効かない・液晶が反応しないという症状です。
なかには、以下に紹介する操作によって改善する場合もあるのでまずは試してみてください。
タッチ不良?と思ったらまず確認したい7つのポイント
原因 | 対策 | |
---|---|---|
1 | 液晶の汚れ | 液晶のお掃除 |
2 | 保護フィルムの干渉 | フィルムの取り外し |
3 | フリーズしている | iPhoneの再起動 |
4 | OSの誤作動 | OSアップデート |
5 | バッテリーの膨張 | バッテリーの交換 |
6 | 本体が歪曲している | 本体フレームの矯正 |
7 | 画面に亀裂がある | 画面の交換 |
「タッチ操作が反応しなくなった」というタッチ不良の症状が発生してしまったとき、iPhone修理業者目線でご確認いただきたい7つのポイントをご紹介します。上表のとおり、それぞれの原因に応じて解決策が異なっています。No.1→2→3→4→5→6→7の順に、確認してみてください。
No.1~4はお客様側でのかんたんな操作で解決できますし、5~7についてはAppleストアや修理店に持ち込む必要があります。
※新宿本店ではNo.1~4の原因の場合でもご対応しますのでお気軽にご相談ください。
1.液晶の汚れ
iPhoneの液晶はタッチパネル上の静電気を感知することで、細かな操作に反応できるような仕様です。したがって、タッチパネル上に著しいゴミがついていたり、油分などによる被膜がついた状態では、静電気を感知できなくなることがあります。 生地の荒いフェイスタオルよりも、できるだけ表面が細かいハンカチなどの綿布素材で液晶を拭くと汚れをきれいにとることができます。メガネクリーナーや液晶クリーナーなどをお持ちでしたら、それらを使うのがベストです。
2.保護フィルムの干渉
液晶を保護するためのフィルムと、液晶の間に空気や汚れが入り込んでいると、タッチ操作に影響が出てしまうことがあります。フィルムをつけてある程度年月が経過している方は、フィルムとiPhone本体の間に、隙間があったり、その隙間にゴミなどが混入していないかを確かめてみてください。もし汚れなどがあれば、一度フィルムは剥がし、タッチパネルをきれいに清掃した上で、タッチ操作に異常が出るかどうか確認する必要があります。
3.フリーズしている
パソコンが固まる(フリーズする)ように、iPhoneもフリーズすることがあります。アプリやブラウザのタブ(ぺージ)を多く起動させ、バックグラウンドで複数のアプリが動いていると、メモリが過度に蓄積してしまい、タッチ操作に対してiPhoneの動作がスムーズに反応しないことがあります。
この場合は、iPhoneの電源を一度OFFにして、改めて電源をONすることで、メモリを開放でき、iPhoneの動作がスムーズになります。
4.OSの誤作動
iPhoneは、パソコンと同様、iOSというプログラムを搭載したコンピュータです。
iPhoneを普通に日常使用をしているなかでも、バッテリーの減りや使用するアプリによって、iOSは様々な誤作動を起こすことがあります。そしてこのOSの誤作動について、Appleは常にそれらを把握しているので、OSの不具合が発生すればほとんどの場合、すぐに新しいOSを用意しています。「設定」→「一覧」→「ソフトウェア・アップデート」と進んでいくと、新しいバージョンのOSがダウンロードできるかどうかを確認することができます。
一つ注意が必要なのは、OSをアップデートすることで新しい不具合が発生することがあります。なかには、OSを最新バージョンにアップデートすることで、バッテリーの消費効率が著しく下がり、1日充電が持たなくなる・・・といった大きなトラブルを抱える場合もあります。
万が一、OSのアップデートでご相談がございましたらお気軽に新宿店までご相談ください。実際に修理作業を要さないご対応は無償で行わせていただいております。
5.バッテリーの膨張
バッテリーとタッチ不良に直接関連性はないように思えますが、実は大きくあります。iPhoneのバッテリーは、頻繁な充電の繰り返しや、ゲームなど高負荷な処理の繰り返し、これらの影響を受けて、バッテリーは劣化します。ほとんどの場合、2年以上使用したiPhoneで多く起こる事例ですが、高負荷な処理を頻繁に行うことで、使用期間が2年未満のiPhoneでも、バッテリーが膨張してしまうことがあります。
iPhoneの構造上、バッテリーのすぐ上には液晶があります。バッテリーが膨張すると、液晶に圧力を加える可能性があり、この圧力によって液晶(タッチ操作)の正常動作に問題を引き起こすことが考えられるのです。この場合、液晶の交換を行うこともあれば、バッテリーの交換によってタッチ不良を解決できる場合があります。
6.本体が歪曲(歪んで)している
iPhoneを水平な場所に置いた時に、iPhone本体が歪んでいることがあります。これは、普段からiPhoneをお尻のポケットに頻繁に入れたりする方に多く見られます。少々の変形ではiPhoneは使い続けられますが、歪曲角度が大きくなってくると、タッチ不良を引き起こす可能性があります。
その他、前項でご紹介した「バッテリーの膨張」によって、液晶が浮き上がり、結果として液晶が歪曲する、といった事例も多々見受けられます。
歪曲したフレームは、大げさなものでなければ矯正することができるので、新宿店までお気軽にご相談ください。
7.画面に亀裂がある
画面に亀裂があると、液晶に不要な圧力がかかることがあります。液晶が損傷を受けて、タッチ操作が効かなくなる可能性があります。画面に亀裂がある場合はデータ消失に至ってしまう事例(画面割れがデータ消失に至った事例)も存在するので、早めにパネルを交換してしまうことをお薦めします。
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