平成とゴーヤと携帯電話⑤

[公開日:2019/04/12]

どーもゴーヤです。 

今回は平成5年を振り返ろうと思います。 

平成5年、ゴーヤ1歳。あまり夜泣きはしない子だったそうです。 

平成5年、この年鈴鹿市ではあるものが国の重要無形文化財に指定されました。 

あるものとは、「伊勢型紙」というものです。 

伊勢型紙。あまり耳にする機会のないものだと思います。 

伊勢型紙とは簡潔に言うと着物の生地を染める際に用いる用具のことで

1000年以上の歴史があるとされており、 

平成5年より前の昭和58年には既に伝統的工芸品の指定も受けています。

この伊勢型紙は鈴鹿市が主な生産地となっています。

現在流通している伊勢型紙の約90%が鈴鹿市で生産されているものなんです。

ところが新しい技術の普及や着物や浴衣の需要の低下に伴い 

伊勢型紙業者が減少してしまう事態になったのですが

国が伊勢型紙の技術は日本の歴史において非常に重要で価値の高いもの。と考え

重要無形文化財として指定されたそうです。 

昔は主に着物や浴衣の模様として用いられていましたが 

現代では、着物や浴衣以外のものに伊勢型紙の技術を応用するなどの 

新たな取り組みが行われています。 

そのひとつとして、鈴鹿市にある伊勢型紙の老舗メーカー「オコシ型紙商店」、 

となりの亀山市にある「GILDdesign」。 

地元企業のコラボレーションで登場した特別なスマホケースがあります。 

元々自動車部品の製造をしていたギルドデザインでは 

高度なアルミの削り出し技術を持っており、この技術を他に活かせないかを考え 

アルミ素材から削り出したスマホケースの製造を開始しており 

新たな取り組みを行う企業同士によるコラボレーションが実現。 

レーザー刻印でアルミ素材のケースに伝統的な文様をあしらった特別なケースは

  2016年に開催された伊勢志摩サミットでも展示され 

美しさと技術力を世界に発信しました。 

そんなギルドデザインケースの正規取扱店として 

ゴーヤが勤めているスタイルマート鈴鹿ハンター店でも取り扱っております。

  ご興味のある方はぜひお立ち寄りくださいませ。

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