iPhone12やMagSafeのマグネットが様々な機器に影響?

[公開日:2020/10/25]

こんにちは。ダイワンテレコム高田馬場店です。

iPhone12、遂に発売されましたね!
昨日ですが、私もヤマダ電機でiPhone12を触ってきました。
液晶とフレームが一体となっていることで触り心地はいいですね・・・!

更にお客様でも、「iPhone12を買ったのでiPhoneXを親に譲りたいので液晶修理をお願いします」とのご来店。
まさに世代交代ってこんな感じなのかなーとか思った次第。

さて、iPhone12の目玉機能と言えば「MagSafe」ですね。
内部にコイルと磁石が備え付けられており、ライトニングケーブルを刺さないでも充電ができる機能です。旧来の無線充電機能(Qi機能)よりも2倍の充電能力らしく頼もしい限り。

そんなMagSafe」にもデメリットが・・・今回はこのデメリットについてご説明。

最大15Wのワイヤレス充電が可能なMagSafe

iPhone12シリーズと同タイミングで、Appleは新たなワイヤレス充電器「MagSafe」を発表しました。
従来のQi規格では最大7.5Wだったところを、MagSafeでは最大15Wと約2倍のスピードで充電することが可能となっています。

 iPhone12とMagSafeには、パッドの正しい位置にデバイスを載せるために、それぞれマグネットが内蔵されています。iPhone12・12Proに内蔵されているのは16gの磁石が入っています。

モーター式腕時計には注意

この内蔵マグネットは他のデバイスに影響を及ぼさないのでしょうか?

中国のSNS、微博(Weibo)内で、200万人以上のフォロワー数を誇る有名アカウントの芯随表动氏が磁力の測定を行うと、iPhone12 Proは57ガウス〜60ガウス、MagSafeは123ガウス、MagSafe対応ケースは16ガウスだったとのこと。




専用マシンで調査した芯随表动氏によると、うっかりiPhone12の背面やMagSafe、MagSafe対応ケースを時計にくっつけると、すぐに秒針などが狂ってしまう場合があるそうです。
これは、機械式時計は針を動かすために磁石を利用したモーターを使っている場合があるため、磁気を帯びると影響を受けることが原因と考えられています。
実際にオメガ製の時計を用いたところ、本来であれば1日±1秒のズレが、iPhoneと接触したことで±50秒の振れ幅が起きたとのこと。

最後に芯随表动氏は、「友達の時計精度を気にする場合は、クォーツ時計またはロレックス、オメガ、ブランパン、パテックフィリップなどの耐磁性力の強い時計を購入するか、新しいiPhoneを購入しないことをお勧めします。」と述べています。

これ、アメリカで何か訴訟が起きそうな気もしますね・・・。

同様にクレジットカードにも影響が

他に影響がないのかと思い、調べてみるとこんな動画が。


Apple answers my questions about the iPhone 12

10月13日のAppleの新製品発表イベントに登場した、iPhoneマーケティング担当のカイアン・ドランス氏が、YouTuberのリッチ・デムロ氏の番組に出演。

デムロ氏は「磁気ストライプ搭載のクレジットカードは、かなり強固にできている。このためスマホを隣に置いても問題ない。ただ、ホテルのカードなどのシングルユースのカードには気をつけたほうが良いかもしれない。」とのこと。

影響出る可能性があるってことですよね・・・。


「MagSafe」は革新的な技術だとは思いますが、磁力を弱めるなどもう少し対処方法もあった気がしますね。

source:Youtube

source:Weibo(芯随表动)

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