バッテリー修理の重要が増えてきています。

第1にあげられるのは電極自体の劣化です。

長期間使用していると、炭素の分子構造が徐々に変化することが原因でリチウムイオンの量が減ります。

この変化は熱によって加速され、また充電されている状態でも加速されます。

例えば、自宅で毎晩充電するような使い方をしているとほぼ常に満充電状態になります。

その状態で暑い場所へと外出したり、夏場の車に放置したりすると、電極自体の劣化は急速に進行してしまいます。

また、充電量が20％程度での使用だったり保存温度が低い状態であれば、1年の保存でもほんの数％の容量劣化で収まります。

そして第2にあげられるのは繰り返し充電することでバッテリーを蓄電するセルが破損してしまうことです。

充電を繰り返す度、きっちりと整えられていたセルが崩れてしまい、膨張の原因になるのです。

第3の原因は、バッテリーに内蔵された調整用コンピュータの破損です。

充電時の電気系統を細かくコントロールする必要があります。、充電しすぎ等を防止するためのシステムが内蔵されています。

それらの基板が破損することによって過充電を引き起こしてしまうのです。

結論から言いますと、劣化を完全に防ぐことはほぼ不可能に近いです。

ただし、予防することは出来ます。充電回数を少なくことによってバッテリーの劣化を遅らせることが出来ます。

皆様がやられている夜寝るときにコードを挿しながら眠りにつくというのは危険です。

一度、見直してみましょう。