iOS14.3で空気の汚染度がわかる新機能(中国限定)

[公開日:2020/12/26]

こんにちは。ダイワンテレコム多摩センター店スタッフHです。

iOS14.3では、大気汚染の空気レベルを把握できる「空気質」データが利用可能になりました。現在は中国本土のみの提供となってはいますが、今後その他の国でも導入される可能性があります。今回は「空気質」データに関しての情報をまとめてみました。

中国でのみ「空気質」データが利用可能

日本時間の12月15日にリリースされたiOS14.3では、Apple Fitness+やAirPods Maxへの対応、iPhone12 ProとiPhone12 Pro MaxでApple ProRAWの撮影・編集が可能になるなどの新機能が追加されました。

 

同時に「空気質」のデータが利用可能になっていますが、現時点では中国本土のみが利用できるようになっています。なお、アメリカ、イギリス、ドイツ、インド、メキシコでは、空気質レベルが特定のレベル以上に達した時に健康上の推奨事項が表示されるようになっています。

アプリの「天気」や「地図」で確認が可能

iPhoneに標準搭載されているアプリの「天気」では、空気質の指数に「軽度の汚染」等、汚染レベルの目安が表示されます。

また、Siriに尋ねてみると、PM2.5や一酸化炭素、二酸化硫黄、二酸化窒素、オゾン、PM10のような汚染物質の詳細な測定値を表示することもできるようです。

 

iPhoneアプリの「マップ」では画面の右下に「空気質指数」が小さく表示されているのがわかります。

 

世界各地の空気質指数を確認できるサイトも

世界10,000地点以上の「空気質指数」を閲覧できるWebサイト「世界の大気汚染」を見てみましょう。

中国国内では「敏感な方は健康に影響を及ぼす可能性あり」とされる100ヶ所を超える地域が多く、内陸部などでは「非常に健康に悪い」とされる地点は200ヶ所を超える地域が指定されていました。

その一方で、日本国内の空気質指数は、現在の(2020年12月26日)時点では高い地域でも80程度とかなり控えめな数字となっていますが、これからの季節(特に春先)は黄砂等、季節や風向きなどの条件によっては日本でも空気の状態が悪化する可能性は大いに考えられるので、中国以外の国・地域でも「空気質」データが利用できるようになると嬉しいですね。

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