iOS14でバッテリー持続時間に変化は？動画でiOS13.7と比較

iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。

先日Appleより公開されたiOS14をインストールしたiPhoneでバッテリー持続時間の検証を行った動画がYouTubeチャンネルiAppleBytesから公開されています。

iOS14はiOS13からおよそ1年ぶりとなる大型アップデートで、ホーム画面のウィジェット機能やAppライブラリ、ピクチャ・イン・ピクチャなどが目玉の新機能となっています。

iOS14のバッテリー持続時間は？ iOS13.7と比較してみよう！

YouTubeチャンネルiAppleBytesでは、新しいiOSバージョンが公開されるたびに、バッテリー持続時間を過去バージョンと比較する動画を公開しています。

この度は、iOS14とiOS13.7のバッテリー持続時間を比較した検証動画が公開されたため、紹介いたします。

「iOS14にアップデートしたいけど、バッテリーの持ちや動作速度が心配…」というiPhoneユーザーの方はご参考にしてください。

今回のテストでは、iOS14にアップデートしてから5日が経過した、iPhone SE（初代）iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8、iPhone XR、iPhone 11、iPhone SE（第2世代）の人気機種7モデルを使用します。

iOSアップデート直後にはバッテリーの消耗が不安定になりやすいというのが定説ですが、この度はアップデートから5日と十分時間が経過したiPhoneを検証に使用します。

バッテリーの状態はiPhone SE（初代）が98%、iPhone XRが97%、その他のモデルは100%とほぼバッテリーの劣化は見られない状態です。

それぞれのiPhoneにiOS14正式版をインストールし、画面の明るさを25%に固定。

お馴染みのベンチマークアプリ「Geekbench 4」のバッテリーテスト機能を使用し、バッテリー残量が100%から0%になるまでの時間を7モデル同時に計測します。

iOS14ではバッテリー持続時間が安定 iOS13.7から大きな変化なし 

それぞれのiPhoneでバッテリー残量が0%になるまでの時間は以下のような結果になりました。

iOS14とiOS13.7のバッテリー持続時間を比較した表がこちらです。

上記のグラフは、iAppleBytesがiOS13.3.1以降のバージョンのバッテリー持続時間をまとめたものです。

iPhone SE（初代）とiPhone 6s、iPhone 8、iPhone XRは誤差程度ではありますが、バッテリー持続時間がiOS13.71に比べて短くなっていることが見て取れます。

一方で、iPhone 7はやや伸びた傾向になり、同じSoC「A13 Bionic」を搭載するiPhone 11とiPhone SE（第2世代）はほぼ横ばいという結果となりました。

そもそもiOS13.7のバッテリー持続時間がかなり安定していたことに加えて、iOS14でも大きな差は見られないことから、リリースされたばかりのiOS14もバッテリー持続時間が安定しているものと見られます。

iAppleBytesはiOS14のバッテリー持続時間テストの結果について、「バッテリーの消耗を心配してiOS14アップデートをためらう必要はないだろう」とコメントしました。

iOS14ではウィジェット機能をはじめとした様々な機能追加や改善が行われているために、バッテリーの消費量に多少変化が見られるものかと思いましたが、非常に安定した結果となりました。

しかしながら、ウィジェット機能や標準ブラウザの設定機能をはじめとした不具合・バグが既に多数発見されており、すぐにiOS14.1がリリースされるという噂もあります。

iAppleBytesによるiOS14のバッテリー持続時間検証動画はこちら