iPhone 12、12 Proが硬すぎる…画面割れとは無縁に

[公開日:2020/10/27]
筆者: 梅田店

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。

 

iPhone 12、iPhone 12 Proのディスプレイには、「Ceramic Shield」と呼ばれる耐落下耐性が4倍向上した特殊ガラスが用いられています。

AppleではCeramic ShieldによるiPhone 12シリーズの割れにくさ、傷つきにくさをアピールしていますが、実際どれほど割れにくいものなのでしょうか。

 

海外の人気YoutubeチャンネルEverythingAppleProが、iPhone 12とiPhone 12 Proを腰と頭、3メートルの高さから落下させる耐久テストを実施し、動画を投稿しています。

 

iPhone 12とiPhone 12 Proで落下テストを実施!

iPhone 12シリーズに採用されている「Ceramic Shield(セラミックシールド)」は、ナノセラミッククリスタルをガラスに注入することでディスプレイガラスの硬度を向上させたものです。

昨年モデルよりもディスプレイの耐落下耐性は4倍向上とAppleは豪語しており、事実先日ご紹介した過重テストとスクラッチテストではiPhone 11よりも優れた結果を残しています

 

 

YoutubeチャンネルEverythingAppleProは、iPhone 12とiPhone 12 Proの新品を用意し、これらをコンクリート製の地面に落下させる耐久テストを実施しました。

落下させる高さは腰の高さ、頭の高さ、そして約3メートルの高さで、日常的に起こりうるiPhoneの落下事故を想定しています。

 

iPhone 12、腰の高さから落としても問題なし

まずは腰の高さからiPhone 12とiPhone 12 Proを地面に落下させています。

iPhoneをポケットに入れるときと取り出すときなどに、この高さから落としがちです。

 

底面フレームから落下させると、iPhone 12のアルミフレーム・iPhone 12 Proのスチールフレームともに微小な傷がつきましたが、画面には何ら問題は見られません

 

背面側から、画面側からの落下でも割れは見られず、画面も正常に動作する状態でした。

 

 

iPhone 12を頭の高さから地面に落下!

続いては頭の高さからの落下テストです。

立ちながら通話や通常の使用をしている際の高さを想定しています。

 

底面フレームからの落下ではフレームのへこみが見られる程度、背面側でもガラス割れは見られませんでした。

一方画面側からの落下で、iPhone 12 Proの画面上部にディスプレイの表示異常が発生してしまいました。

スクリーンに画面割れは見られませんが、落下の衝撃によりディスプレイの内部が破損しています。

Ceramic Shieldは丈夫でも、内部が破損してしまう可能性はどうしてもあるようです。

 

 

3メートルから画面を下に落下しても画面は割れず

最後に3メートルからの落下テストです。

階下にiPhoneを落としてしまった際などがこのテストに当てはまるでしょう。

 

録画機能を使用しながらiPhone 12を落下させたところ、ディスプレイに問題はありませんでしたがカメラが故障してしまったようです。

カメラアプリを起動しても真っ暗で、何も映らない状態となってしまいました。

iPhone 12 Proではカメラに問題は見られませんでした。

背面側からの落下テストでは、iPhone 12、Proともに背面ガラスが割れてしまっています。

また、iPhone 12 Proでは本体が微妙に曲がっているのが確認できました。

 

画面からの落下テストでは、iPhone 12、iPhone 12 Proともにディスプレイ、ガラスともに破損は見られませんでした。

「3メートルの高さから」「コンクリート製の床に」「画面を下にして落ちても」割れないことから、Ceramic Shieldの強度は確かなものです。

 

iPhone 12のCeramic Shieldは本当に硬かった!が、ケースは忘れずに

今回の落下テストでは、通して同じiPhone 12とiPhone 12 Proが使われましたが、最後までディスプレイガラスに破損は見られませんでした。度重なる落下でも画面割れが起こらないiPhone 12シリーズのCeramic Shieldの強度は、Appleが豪語するように非常に高いようです。

 

一方で、ディスプレイ内部やカメラの破損、フレームのキズや本体のゆがみなどの影響は発生してしまっています。

ディスプレイが無事でも他がボロボロ…ということもあり得ますので、昨年モデル同様にiPhone保護ケースなどを装着することが推奨されます。

 

また、ディスプレイについても、ガラスが無事でも内部に損傷が入ってしまう可能性があります。

Apple公式でのiPhone 12ディスプレイの修理料金は30,400円(税別)とiPhone 11より割高になっていますので、注意して使用しましょう。

 

iPhone 12、iPhone 12 Pro 落下耐久度テストの動画はこちら

この記事を書いた店舗情報

梅田店

530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1地下1階 大阪駅前第1ビル

06-6131-9797

人気ブログ

新着ブログ

機種一覧

店舗一覧