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11月13日(金)に発売を控えるiPhone 12 Pro Maxは、iPhone 12 Proと比較してカメラ性能が向上しています。しかし、実際にはどれほどの性能差があるのでしょうか?
旅行写真家のAustin Mann氏は、iPhone 12 Pro Maxのカメラ性能の詳細なレビューを自身のWebサイトで公開しており、その中ではiPhone 12 Proとのカメラ性能の比較も行っています。
iPhone 12 Pro Maxは、iPhone 12シリーズの4モデル中最もハイエンドとなるモデルです。
広角・超広角・望遠のトリプルカメラを備えるほか、物体の奥行を正確に測定する3Dセンサー『LiDARスキャナ』を搭載しています。
ここまではiPhone 12 Proのカメラと共通の仕様になりますが、iPhone 12 Pro Maxのカメラはさらに特別な性能を備えています。
まずは広角カメラのイメージセンサー。iPhone 12 Proよりも拡大しており、より多くの光を取り込むことができます。
そして手ぶれ補正機能。iPhone 12 Pro Maxのみ手ぶれ補正に『センサーシフト式』を採用しており、手ぶれを軽減する効果が高くなっています。
最後に望遠カメラ。焦点距離の延長により光学ズームを利用できる倍率が2.0倍から2.5倍に拡大されています。
これらの性能差により、iPhone 12 Pro Maxで撮影した写真はiPhone 12 Proの写真とどのような違いが生まれるのでしょうか?
Austin Mann氏は暗所での撮影として、米ユタ州のザイオン国立公園にてiPhone 12 Pro Maxの広角カメラを用いて夜空を撮影しました。
ナイトモードでの撮影により、鮮明に天の川が写っています。
こちらの写真を撮影した際の露出時間は30秒です。
続いて、2本のキャンドルとガスストーブの明かりのみで照らされた室内での撮影です。
iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxでそれぞれナイトモード、露出時間3秒で撮影した写真を比較しています。
こちらもナイトモード、露出時間は30秒です。
室内、屋外の撮影ともにiPhone 12 Pro Maxのほうがディティールをよく捉えられていることが分かります。ナイトモードにおいて、距離がある被写体でも細部まで鮮明に撮影できるのがiPhone 12 Pro Maxの長所ですね。
iPhone 12 Pro Maxでは、超広角カメラ、望遠カメラにより、非常に広いレンジで鮮明な写真を撮影することができます。
同じ場所から撮影した写真でも、超広角と2.5倍光学ズームでは全く違った印象を受けます。
Austin Mann氏は、iPhone 12 Pro Maxのナイトモードで撮影を行う際のテクニックを紹介しています。
・iPhoneのダークモードをオンにする。[設定] > [画面表示と明るさ] > [ダークモード]でオンにできます。
・ナイトモードの露出時間を最大にする。
・カメラの特性をよく理解する。
・持ち運べる三脚を用意する。
source:Austin Mann
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