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Appleが中国当局の要求のもと、中国App Storeから「何万本ものゲームアプリを削除」していることが明らかになりました。
今年には最低でも9万4,000個ものゲームアプリが取り締まられたと、米Wall Street Journalが報じました。
Wall Street Journalの報道によると、Appleは今月アプリ開発者に向けて「有料ゲームアプリがApp Storeから削除される恐れがある」と警告したといいます。
中国当局はインターネットを監視する取り締まりを強化しつつあり、App Storeからのゲームアプリの削除もその一環だと考えられます。
App Storeからアプリを排除する動きは今年2月から見られており、アプリ開発者に向けて6月末までに中国政府が発行する有料ライセンスを取得するように告知されていたといいます。
さらに実際、ライセンスを取得していない開発者のアプリはApp Storeから削除されていたようです。
今年7月時点では、削除されたアプリは2,500個と伝えられていましたが、さらにそこから削除件数は増え続けていたと見られています。
中国政府は2016年より、すべての有料ゲーム及び基本無料ゲーム(アプリ内課金あり)に対して、アプリの公開前にライセンス取得を義務付けていました。
しかしながらiOS端末向けのApp Storeでは、今年に入るまではライセンス未取得でもアプリを配信し続けることができたようです。
そのような「黙認」とも言えるような状態は、今年で終わりを迎えたといえます。
米調査会社Sensor Towerによると、昨年では中国App Storeには27万2,000個ものゲームアプリが公開されていたところ、2020年には最低でも9万4,000個ものアプリが削除されたことが判っています。
2019年に削除されたアプリは2万5,000個だったといい、中国App Storeの規制が大幅に強化されていることが伺えます。
Wall Street Journalは、Appleによるゲームアプリの売上は世界的には伸びているものの、中国では減少傾向であると伝えています。
また、中国政府が取得を義務付けているゲームアプリのライセンスは高額であり、中小のアプリ開発者にとってはライセンス取得は困難というのが現状なようです。
source:THE WALL STREET JOURNAL
Photo:Apple
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