こんにちは
アイフォン修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
PayPayは、2018年12月4日から開催した「100億円あげちゃうキャンペーン」において、還元分として用意した100億円を開始から10日間で使い切る等、人気を博すとともに知名度アップを果たしましたが、不正利用が横行する等の問題点も併せて浮き彫りにした形となりました。
この事を受け、PayPay株式会社は、PayPayを不正利用されたユーザーの被害について、クレジットカード会社を通じて全額補償する事を発表すると共に、2019年1月から、クレジットカード会社各社が提供する本人認証サービス「3Dセキュア」を導入する事を発表しました。
「3Dセキュア」とは、クレジットカード会社において事前に利用者が登録したパスワードを入力する事で、利用者本人を特定する仕組みです。
PayPayでは、去る12月18日に「セキュリティコード」の入力回数に上限を設ける対策を実施済みですが、調査の結果、セキュリティコードを20回以上入力して登録に至った件数はサービス開始以来13件であり、セキュリティカード入力回数の制限では、根本的な不正利用対策にはならないと判断し、今回の「3Dセキュア」導入に至ったとの事です。
現在、クレジットカード会社において、本人認証サービスを利用していない場合には事前にパスワードの登録が必要になりますので、今後もPayPayを利用する場合には手続きが必要となります。
PayPayでの決済時に「3Dセキュア」の登録パスワードを入力することとなります。
なお、現在「3Dセキュア」を提供しているカード会社は、VISA・Mastercard・JCB・American Expressとなっています。
今回実施した調査によって、セキュリティコードを一定回数以上入力して登録に至ったカードにおいて、カード会社で不正利用の疑いが確認された場合には、利用者に対して請求停止や返金等の措置を行うようカード会社から連絡し、併せて、返金額についてはPayPayが全額補償するとしています。
また、利用者側からの申告で不正利用が認められた場合には、カード会社によって請求停止や返金の処理が実施され、返金額の全額をPayPayが補償するとしています。
PayPayでは、「クレジットカードの不正利用が発生したことを重く受け止め、上記を含めたさまざまな対策を講じ、安全・安心なサービスの運用に向けて全力で取り組んでいきます」としていますが、利用の際には簡単で素早く利用できなければならず、反面、セキュリティは強固でなければならないというのは難しい問題かもしれません。
しかし、PayPayに限らずキャッシュレス決済は、何よりも安全・安心である事が重要であるはずですので、より良い仕組みを構築し、便利で快適なサービスを提供して欲しいと思います。
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