使っていないのにストレージの空き領域が足りなくなる不具合の対処法

[公開日:2019/01/24]
筆者: 梅田店

こんにちは

御堂筋線梅田駅南改札から徒歩1分のアイフォン修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店でございます。

 

先日お受付をさせていただいたお修理に「大してデータを保存していないiPhone8のストレージがいっぱいになってリンゴループ(リンゴマークが出たり消えたりを繰り返して電源がつかない状態)に陥ってしまった」というものがございました。

 

元々iPhoneはストレージに空き領域がなくなると、動作が重くなってしまったり、アプリや電源がいきなり落ちてしまったり、再起動しようとすると電源がつかなくなったりといった症状が出るようになります。この症状自体は不要な写真やアプリを削除したりなどデータを整理していれば簡単に解決できるものなのですが、今回のiPhoneは写真や動画も多くないし、アプリもそれほどストレージを使用していませんでした。

 

しかし、調べてみると予想外の部分に異常がありましたので、その解決方法とともにご紹介します!

 

リンゴループには「更新」と「復元」を

お客様のiPhone8を当店に持ち込んでいただいた時にはすでにリンゴループになってしまっていました。

 

iPhoneには外傷がなく、落としたりぶつけた覚えもないということでしたので、iOSの異常であると判断しリカバリーモードからの「更新」を実施したところ、データもそのままで起動させることに成功しました。

※リカバリーモードからの「更新」の手順はこちらから

 

この状態になればiTunesに繋ぐだけ

 

リンゴループの原因は「システム」

なんとか電源が起動しホッとしていたのも束の間、ストレージに空き領域がありません不穏な文言が・・・

 

冒頭でもお伝えした通り、ストレージに空き領域がないとiPhoneは簡単に不具合が発生してしまいます。これが原因なのは火を見るよりも明らか、お客様と一緒に削除すべきデータを探っていきます。

※以下の画像はダイワンテレコム梅田駅店が所有しているiPhoneであり、お客様の異常があったiPhoneではないため操作手順のご参考としてご覧ください。

 

1.「設定」をタップ

 

2.「一般」をタップ

 

3.「iPhoneストレージ」をタップ

 

4.ここで何にどれだけのストレージを使用しているのかが細かくわかります

※実際のお客様の端末では「その他」の項目がストレージの9割を占領していました。

 

5.「その他」の内訳を調べるべく、下にスクロールしていくと「システム」がとんでもない容量に・・・

※実際のお客様の端末では「システム」の項目が200GB以上になっていました。

 

「システム」の容量を削減する方法

そもそも「システム」とはiOSやアプリが使用したキャッシュデータ、設定データなど普段は使用しないようなデータの残りかすが主で、ほとんどが不要なデータ群です。

しかしその内容を詳細に確認することはできず、データの整理を行うことができません。

 

通常ならば再起動することで自動的に整理されたりもするのですが、今回の場合は200GBと明らかに異常な数値になってしまっているのでックアップを取った後リカバリーモードからの復元を試してみましょう。

 

※リカバリーモードからの「復元」の手順はこちらから

 

原因はiOSのバグ?

以上の対応でお客様のiPhoneは正常に動作するようになりましたが、「システム」のストレージ使用領域が異常に膨れ上がってしまった原因は不明です。

 

今のところはiOSのバグによって引き起こされたのではないかと考えていますが、詳細が判明次第追記をさせていただきたいと思います。

 

source:appllio

この記事を書いた店舗情報

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