こんにちは
アイフォン修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です
3月20日、MMD研究所は「2019年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」の結果を発表しました。
調査は以下の方法で実施されました。
・期間:2019年3月7日~3月11日
・対象:主要なMVNO8サービスに、SoftbankサブブランドのY!mobileを加えた9社16サービス
Y!mobile
楽天モバイル
mineo
UQ mobile
OCN モバイル ONE
IIJmio
BIGLOBEモバイル
イオンモバイル
LINEモバイル
・調査方法:東京、名古屋、大阪の主要駅にて、各駅1箇所ずつ9時台・12時台・17時台に、「Ookla Speedtest.net」「4Gmark」2アプリで各3回計測。
・端末:Huawei P20 lite
主要3都市のダウンロード速度の箱ひげ図によると、中央値でのTOP3は、UQ mobile:23.4Mbps、Y!mobile:20.8Mbps、mineo(au):11.2 Mbpsとなり、昼12時台のDL速度でのTOP3は、UQ mobile:32.8Mbps、Y!mobile:26.5Mbps、BIGLOBEモバイル(au):2.3Mbpsでした。
Y!mobileとUQmobileのサブブランド系が頭抜けて通信速度が速いのは相変わらずですが、こうした速度調査で注意すべきは、「その次」です。
全日の中央値ではmineoが第3位でしたが、朝昼夕と計測した結果の中央値である事に注目すべきです。
こうしたテストでは、数値の平均値がそのSIMの性能として評価されがちですが、重要なのは、遅い時にどれだけ速度が出せるのかという事です。
速い速度が出る時には10Mbpsでも30Mbpsでも、体感としてその違いをほとんど意識する事はできませんが、遅い時には1.5Mbps超と、0.5Mbps未満ではかなり明確に速度の違いを体感する事ができます。
つまり、速い速度が出る時間帯の計測値が、遅い時間帯の計測値を引き上げたような平均値や中央値は、速度が苦しい時間帯の使い勝手を表してはいないという事なのです。
こうした速度テストで見るべきは、最も速度低下が著しい時間=昼12時台の速度がどこまで頑張れているかです。
そういう意味では、こちらの計測値一覧は分かりやすいかもしれません。
こちらは速度計測アプリ「Ookla Speedtest.net」を使用した朝昼夕の通信速度の計測値ですが、昼12時台の速度に色分けした〇印を付けてみました(緑〇…抜群に速い、橙〇…1.5Mbps超、灰〇…辛うじて1Mbps超、無印…1Mbps割れ、赤○…0.5Mbps割れ)。
MVNOの通信速度は、昼12時台以外で、7~8Mbpsを超えていて、昼12時台に1.5Mbpsを超えていれば優秀なSIMだと考えて良いと思います。
平均値や中央値にすると、最も遅い昼12時台の速度が、他の早い時間の速度とゴッチャにされてしまい見えなくなってしまう場合がありますので、SIMの速度を判断する場合には、最も遅い時間帯の速度に注目した方が、実用面での速度性能を知る事ができます。
こちらは、「4G Mark」という計測アプリで、通信速度の他に、WEBやYOUTUBEのLoading Time(ダウンロード時間)の計測値です。
緑のY!mobile・UQmobileは、やはり別格である事がわかりますが、他では、橙のSIMがまずまずの成績でダウンロードを完了していました。
これらのデータを筆者の目で判断するなら、頭2つ3つ抜けているのは、やはりサブブランド系で、1位:UQmobile、2位:Y!mobileは文句ナシで、第3位には、昼12時台の通信速度が1.5Mbpsを超えており、WEB・YOUTUBEのDL時間が短い「BIGLONEモバイル(au)」になろうかと思います。
実はBIGLOBEモバイルも、KDDIグループの大手MVNOですし、昼12時台の速度が橙〇のLINEモバイルはSoftbankグループのMVNOです。
速度に関しては、どうしても大手キャリアのサブブランド、グループMVNOが強い傾向がある事は否めないようです。
source:mmdlabo
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