格安SIM、2019年3月の総合満足度第1位はUQmobile

[公開日:2019/03/29]
筆者: 梅田店

こんにちは

アイフォン修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。

 

3月19日、MMD研究所は「2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を発表しました。

 

調査は、2019年2月22日~2月28日に15歳~69歳の男女1,350人を対象に、格安SIM上位8サービスとY!mobileの合計9社を対象に「SIMサービスの満足度」について行われました。

 

 

こちらは、今回の調査結果を「満足」「やや満足」「どちらともいえない」「やや不満」「不満」に色分けした分布図になりますが、これを昨年同期の調査結果と比較してみます。

 

「mineo」「IIJmio」「BIGLOBEモバイル」以外の格安SIMで「満足」+「やや満足」と答えた人の比率が上昇、さらに、Y!mobileとLINEモバイルでは、「やや不満」+「不満」を回答した人の比率が減少し、いずれも満足度の向上が見られます。

 

特徴的なのは、「どちらでもない」と回答した人の比率が減少し、「満足」または「不満」と回答した人が増加する傾向にあり、各社のサービスの特徴やメリットを理解した上で利用し、その良し悪しを指摘できる方が増えたと見る事ができます。

 

特に、UQmobileは2018年に23.3%いた「どちらでもない」ユーザーが、2019年には9.3%(14ポイント減)に激減し、「満足」と回答した人が9.9ポイント、「不満」と回答した人が4.1ポイント増加しています。

 

これは、例えば通話サービスを含めた料金プランや、大手キャリアに匹敵する通信速度や品質、iPhoneを購入できること等を評価したユーザーと、2年縛りや、2年縛りプラン⇔最低利用期間1年プランの切換えができない等を不満と考えるユーザーがハッキリと別れてきたという事ではないかと思います。

 

 

こちらは、項目別の満足度TOP5の一覧です。

 

UQmobileの強さが目立ち5項目で1位となっています。次いで楽天モバイル・mineo・イオンモバイルが2項目ずつで1位となっています。

 

またUQmobileは、1位を取れなかった6項目のうち3項目で2位、1項目で3位と、全11項目中9項目で上位3位に食い込んでおり、どの項目でも満足度が高い事を表しています。

 

UQmobileは、プラン内容を改定しデータ容量を大幅に増やした一方で料金は据え置いた事で、データ当たりのコストパフォーマンスが大幅に向上、従来からの「かけ放題」と「通話パック」の2種類を選べる通話サービス込みの料金で、独立系MVNOに遜色ない料金となりました。

 

従来からの大手キャリアに匹敵する通信速度や品質、Y!mobileにはない「データ繰越し」や「低速モード」など、多き手キャリアとMVNOのイイとこ取りのようなUQmobileの良さが評価されたようです。

 

 

こちらは、2018年の項目別TOP5一覧です。

 

2018年には、「データ通信品質・安定性」以外では1~2位に入っていなかったUQmobileの満足度がおおきく向上している事がわかります。

 

2018年には総合満足度でトップだったmineoが、2019年には3位に陥落しています。

 

ユーザー志向が強く、ユーザー満足度の高さはMVNO随一と言われたmineoですが、「通信の最適化」をユーザーに事前告知なく実施する等、「ユーザー第一主義」に疑問を感じるユーザーが増加、他社が料金差別なく導入したSoftbank回線が割高な設定だった事も、期待していたユーザーをガッカリさせた部分もあったかもしれません。

 

 

この1年で、ユーザー満足度に明暗が分かれた格好のUQmobileとmineoですが、その辺りが調査にも表れているように見受けられました。

source:mmdlabo

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