iCloudアカウントをハッキングしたと嘘を吐いたハッカーに判決

[公開日:2019/12/25]
筆者: 梅田店

こんにちは

iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪梅田店です。

 

2017年3月にトルコ犯罪ファミリーと名乗るグループがAppleにユーザーのiCloudアカウントを人質として脅迫を仕掛けた犯人アルバイラク被告に判決が下されました。

当時の要求は10万ドル相当のiTunesカードでしたが、Appleは要求に応じずイギリスの政府当局へ通報し、そこからわずか2週間であえなく逮捕となっていました。

 

アルバイラク被告はAppleのデータベースに侵入し2億5000万人を超えるiCloudアカウントを掌握したかのように犯行声明を繰り返していました。

「10万ドルはメンバー7人に対して一人ずつ支払え」「1分間で150人のアカウントを削除することが出来るスクリプトを17個同時に稼働させる」などの犯行声明や、実際にiCloudアカウントを初期化する動画をYouTubeにアップロードなどしていました。

 

しかし、実際にはAppleのデータベースにハッキングはしておらず、サードパーティから流出したデータ等のみを所持しており、iCloudアカウントを無差別に削除するなどという能力は持ち合わせていなかったようです。

しかも、トルコ犯罪ファミリーという犯行グループは存在しておらず、犯人はアルバイラク被告一人のみというお粗末な結果となりました。

 

Appleの懸賞プログラム

実はAppleではiPhoneやMacなどのApple製品に関する脆弱性やバグの発見などに懸賞金をかけています。

もちろんApple以外にもGoogleなど巨大IT企業ならそのほとんどが同様な報奨金を約束しているプログラムを公開しています。

論理的なハッカーならば犯罪に手を染めるのではなく、セキュリティをより強固にするための力となってほしいですね。

source:iPhoneMania

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