そんなセルフィー撮影は絶対ダメ!楽しい思い出が一瞬で最悪の事態に!

[公開日:2018/10/25]
筆者: 横浜店

iPhone修理のダイワンテレコム横浜西口店です。

スマートフォンを使っている方なら、一度はセルフィー撮影をしたことがあると思います。危険な方法や場所で過激なセルフィー撮影をしようとして、2011〜2017年の6年間に259名もの人が生命を落としていました。

 

この調査はUS National Library of Medicineの研究者がレポートとして発表したもので、調査方法は英語のニュースとして報告されている記事を集め、英語以外の言葉で報じられたニュースなどは除外されています。それでも約6年間で259名の人が、撮影中に事故に遭い、尊い生命を落としていたのです。

 

いったいどんな場所や方法で撮影していたのでしょうか

 

最も事故にあっていたのは20歳代だった

いろいろな調査結果が発表された中で、年齢別の死亡者数で最も多かったのは20〜29歳で、106名もの方が亡くなられていました。この年代は一番いろいろなことにチャンレジできて、友達や恋人と一緒に旅行にいったり、遊びにいったりすることが多くなる年頃です。

そんな時にセルフィー撮影に気を取られてしまい、事故に出会ってしまったのでしょう。

 

その次に死亡者数の多かった年代は10〜19歳で76名となっています。20歳代の人たちと同じように、いろいろな場所に行くチャンスも多いし、少しくらい規則を守らなくても怖くない年頃でもあります。やはり危険な場所などでの撮影で、事故に遭ってしまったのかもしれません。

 

2018年にも事故は起きており、アメリカからオーストラリアに観光で訪れていたギャビン・ジマーマンさん(19)は、ニューサウスウェールズのカーネルでセルフィー撮影をしていたところ、崖から落下し亡くなられています。もう一つは、カルフォルニア州ヨセミテ国立公園で、イスラエルから旅行にきていた家族の息子トーマー・フランクフルターさん(18)が、高さ250mもある崖から落下し死亡した事故が起こっています。

 

フランクフルターさんも、セルフィー中で足を滑らせてしまったと母親がニュースメディアに話しています。

危険な場所の撮影だとSNSでも見てくれる人が多いので、たくさんの「いいね」が獲得できるのかもしれませんが、危険な場所での撮影は絶対にやめましょう。

 

セルフィー中に起きた死亡事故の死因は…

セルフィー中に最も多い死亡原因についても、調査報告としてまとめられていました。死亡原因は以下の通りです。

死因としては「溺死(Drowned)」が最も多く70名に達しています。次に「落下(Fall)」と「火災(Fire)」がそれぞれ48名となっています。アメリカでは銃器を使ったセルフィー撮影中での死亡事故も11名と報告されています。日本の場合は「銃器」はないとしても、刃物や崖、山頂などの危険な場所でSNSの「いいね」欲しさに撮影している人も少なくないでしょう。

 

足場を確認したとしても、落下防止用の柵がないような場所に入って撮影するのは、自殺と変わりがないといえます。

 

セルフィー禁止を守ろう

この調査の目的は、そういった危険な場所での撮影に対して、何も計画がされていないことを問題視しています。そしてこの報告書をもとに危険そうな場所を想定して、セルフィー禁止区域を作るべきだとUS National Library of Medicineの研究者は述べています。

 

セルフィー撮影の時に欠かせないアイテムとして、セルフィー用のスティックが発売されています。このスティック状のアイテムですが、撮影時に付近を歩く人の邪魔になるし、電線に触れてしまい感電死に至るケースも発生しています。

 

そういう危険性から、人がたくさん集まるイベント会場やテーマパークなどでは、スティック状のアイテムを利用した撮影を禁じている場所もあります。ルールを守って安全に利用するようにしましょう。

 

失われた命から学ぶこと

US National Library of Medicineの研究者は、このような事故で生命を落として欲しくない、そういった思いでこのレポートをまとめています。だからこそ「セルフィー禁止区域」を整備して、生命を守る行動を起こすべきではないでしょうか。

 

せっかく楽しい思い出になるはずだった1枚のために、生命を落とす結果になってしまった人たちの犠牲から多くを学び、スマートフォンを安全に利用しましょう。どうしてもセルフィーで撮影したいときは、歩行者の邪魔になっていないか、危険な場所での撮影になっていないか、安全を確認して撮影するようにしましょう。

Photo:9to5mac

Photo:BBC

Photo:NCBI

この記事を書いた店舗情報

横浜店

220-0005
神奈川県横浜市西区南幸2丁目9−9アネックス横浜 4階 406号室

0800-800-5919

人気ブログ

新着ブログ

機種一覧

店舗一覧