「iPhoneの画面が真っ暗になり点かなくなった、うっすらとしか映らない」
「通知音が鳴るし振動もするけど画面が映らない」
というような経験をしたことはありませんか?
iPhoneの電源がついているにも関わらず画面が映らない場合、「バックライトの故障」が考えられます。
当ページでは、iPhoneのバックライトがつかなくなった(ブラックアウト)時の対処法や、故障かどうかを判別する方法、バックライトが故障しているときの修理方法などを解説していきます。
iPhoneの画面には、「バックライト」と呼ばれる部品が備わっています。
バックライトの役割は「液晶にバックライトの光を当てることで液晶ディスプレイに映像を表示する」ことです。
有機ELとは異なり、液晶はそれ自体が発光することができないため、代わりにバックライトが光ることではじめて液晶ディスプレイに映像を表示させることができます。
バックライトは「液晶ディスプレイの明るさを調整するための部品」と言い換えることもできますね。
バックライトは液晶ディスプレイの明るさを調節するための部品ですので、バックライトが故障すると画面の明るさに悪影響が出ます。
ここでは、バックライトが故障したときによくある症状を紹介していきます。
iPhoneは画面の明るさ調整を行うことができますが、画面の明るさをMAXにしてもiPhoneの画面が暗いと感じられる場合には、バックライトの故障あるいはソフトウェアの問題が考えられます。
特に、iPhoneの画面がうっすらとしか見えない時にはバックライトが故障している可能性が高いです。
iPhoneの画面が点かない、うっすらとしか映らないときには、こちらで紹介する「強制再起動」や「iOSアップデート」といった対処法を試すことで改善される可能性があります。
iPhone本体の故障ではなくソフトウェアに問題がある場合には、修理に出さずとも問題を解決できるかもしれません。
iPhoneの画面がおかしいと感じられたときには、まず再起動を試してみるべきです。
画面が全く点かないときには通常の再起動はできませんので、強制再起動の手順で再起動を行います。
◆iPhoneを強制再起動する方法
iPhoneの設定により、画面が暗いままになっている可能性が考えられます。
設定を変更することで、症状が改善できるかもしれません。
◆明るさの自動調節をオン/オフする
◆Night Shiftをオン/オフする
設定の変更でも症状が直らないときには、iOSのソフトウェアアップデートを実施してみましょう。
少しでも画面が点いているのであれば、
[設定] > [一般] > [ソフトウェア・アップデート]からアップデートを確認することが可能です。
画面が一切点かない状態なら、パソコンに接続してリカバリモードを使用することでiOSアップデートを行うことができます。
バックライトは、数あるiPhoneのパーツの中でも比較的故障しやすい部品の1つです。
物理的な破損でバックライトが故障することが多いため、ここで紹介する原因に心当たりがある場合、iPhone本体のバックライトが故障している可能性が非常に高いです。
最も多いケースにして気を付けるべきなのが、iPhoneの落下です。
iPhoneを地面などに落としてしまった拍子にバックライト自体やバックライトの配線、ICチップなどが傷つくと、iPhoneの画面が点かなくなることがあります。
落下した瞬間にバックライトが故障することもありますが、場合によっては落下させた数時間後~数日後に画面が点かなくなってしまうことがあります。
この場合は故障の原因があやふやになりがちなので、iPhoneを落下させてしまったときには、直ちに問題がない場合でもしばらく注意しながらiPhoneを使ってあげるようにしましょう。
iPhoneに液体がかかる、浴槽やトイレなどにiPhoneを落とすなどでiPhoneの内部に水が入り込んだ状態を「水没」と呼びます。
iPhoneが水没するとさまざまな不具合が発生しますが、特にバックライトの故障は水没により発生するケースが非常に多いです。
水没によるバックライトの故障は、iPhoneに液体がかかってから段階的に発生するケースがあります。
水没した直後は何ともなくても、数時間~数日の間に画面が暗くなっていき、最終的に一切映らなくなってしまうということがしばしば発生します。
何もしていないのにiPhoneの画面が点かなくなってしまったという場合には、バックライトが経年劣化で故障している可能性があります。
常に点灯するために通電しているバックライトは比較的寿命が短い部品となっており、端末やiPhoneの使い方によりますが数年の継続使用により故障してしまう可能性があります。
iPhoneの画面が点かなくなってしまう・暗くなってしまう症状にあたって落下や水没などの心当たりがなく、さらに当記事で紹介している対処法を試しても改善されない場合には、バックライトが寿命を迎えて故障した可能性があります。
iPhoneのバックライトが故障していると分かったら、それ以上個人で対応することは難しいでしょう
ここでは、iPhoneの専門家に修理を依頼する方法を紹介していきます。
前提として、iPhone修理を依頼する際には、2つの選択肢があります。
正規店と非正規店それぞれの特徴をよく理解し、自身にあった修理方法を選びましょう。
画面修理を依頼するときの正規店・非正規店の選び方、画面修理の流れはこちらのページで詳しく解説しています。
iPhone X以降の一部機種では、液晶ディスプレイとは異なる「有機ELディスプレイ」を搭載しているモデルが存在しています。
ホームボタン内蔵 機種
これらの機種でもバックライトが故障するということはありえるのでしょうか?
結論から言うと、有機ELディスプレイにはバックライトが備わっていないため、バックライトが故障するということはありません。
ただし、「画面が点かなくなる」「画面が暗くなる」といったバックライトの故障に似た症状が発生することがあります。
この場合には、バックライトではなく有機ELディスプレイのICチップやフレキシブルケーブルに問題があると見られ、バックライト修理と同じようにディスプレイ部品を新しいものに交換することにより症状を改善することが可能です。
もちろんiPhone修理ダイワンテレコムでは有機ELディスプレイを搭載したiPhoneの画面修理を承っておりますので、お困りの際にはぜひご相談ください。
バックライトの故障では、しばしばiPhoneの画面が真っ暗になり一切点かなくなってしまいます。
この状態では当然iTunesやiCloudを使ったバックアップができないため、元のデータを残せるか不安になるかと思います。
結論から言うと、「iPhone修理ダイワンテレコムをはじめとした非正規店に画面修理を依頼することで、元のデータを残したままiPhoneの画面が映る状態まで修復」することが可能です。
Apple StoreやApple正規サービスプロバイダといった正規店では画面修理の際にデータが削除されてしまうため、バックアップできていないと元のデータを引き継ぐことはできません。
そのため、バックライトが故障したiPhoneに大切な写真やアプリなどのデータが入っている場合には、非正規店での画面修理がオススメです。
「iPhoneの画面が点かなくなった」というご相談は、iPhone修理ダイワンテレコムでも非常に多くいただきます。
ほとんどのケースで画面修理を実施することにより、即日で普段通りiPhoneをお使いいただける状態まで修理することができますので、お困りの際にはぜひお近くのiPhone修理ダイワンテレコムまでお問い合わせください!