iPhoneの近接センサー修理について

iPhoneには、目立たないながらも無くてはならない機能がいくつも存在しています。
こちらの記事で紹介する、iPhoneの「近接センサー」もそのうちの1つです。
一度も名前を聞いたことがないという人が多いのではないでしょうか。
iPhoneに備わっている近接センサーの役割、故障したときによく見られる症状・原因、正しい修理方法などを解説していきます。
目次
iPhoneの近接センサーの役割とは?
近接センサーとは、iPhoneを含め多くのスマートフォンに搭載されているセンサーです。
その役割とは、「通話中に頭・耳の接近を感知し、タッチ画面の誤動作を防ぐために画面をロックする」こと。
iPhoneで電話をするときにイヤースピーカーの部分を耳に当てることを想像していただけると分かりやすいですが、通話中には耳や顔がiPhoneのディスプレイに触れることになります。
iPhoneの通話画面には「消音」「スピーカー」「通話の終了」など、通話中に勝手に押されてしまうと困るようなボタンが並んでおり、これらが表示されたままではまともに通話を行うことができません。
そこで画面の誤作動を防ぐために、通話中には近接センサーが動作することでディスプレイが真っ暗になり、タッチ操作がロックされるようになっています。
近接センサーの位置はココ! 動作の確認方法を紹介
iPhone 6sやiPhone 7、iPhone 8の近接センサー
iPhone X以降、Face ID搭載モデルの近接センサー
近接センサーの位置は、すべてのモデルで「フロントカメラ・イヤースピーカーの近く」です。
特にiPhone 8以前のモデルではイヤースピーカーの上に近接センサーの丸い穴が空いており、分かりやすいデザインとなっています。
近接センサーがしっかり動作しているかどうか確認するには、通話画面で近接センサー部分を手で塞いでみるのが一番分かりやすいでしょう。
「 000 」番(使用されていない電話番号)や「 117 」番(時報)などにダイヤルしてみて、手で近接センサーを覆い画面が真っ暗になれば、お使いのiPhoneの近接センサーに問題はありません。
近接センサーが故障するとどうなる?症状とその原因を紹介
ここでは、近接センサーの故障による症状と、近接センサーの誤動作による症状を解説していきます。
近接センサーは単純な役割を持った部品なだけに、故障した際には分かりやすい症状が起こります。
通話中に勝手に通話が終了する、勝手にスピーカーになる・消音になる
近接センサーが正常に動作していない場合、通話中に画面がロックされず、耳や顔がディスプレイに触れることで「勝手に画面が操作される」ように感じられることがあります。
このような症状でお困りの際には、近接センサーの動作テストを行ってみましょう。
もし動作テストで画面がロックされなかった場合、近接センサー部品が故障あるいは誤作動している可能性があります。
通話中近接センサーを塞いでいないときでも、画面が操作できなくなる
通話を開始したときに、耳や頭を近接センサーに近づけてない状態なのに画面がロックされたまま、というケースがあります。
この場合、通話を終了しようとして画面を見ると真っ暗なまま、などで気づくことが多いかと思われます。
このような症状では、「近接センサーが常に反応した状態」になっていると考えられます。
近接センサー部品が故障している可能性は低く、何らかの原因で誤動作を起こしていることが多いです。
画面フィルムやスマホケースが近接センサーの穴を塞いでいないか確認してみましょう。
iPhoneの近接センサーがうまく動作しないときの対処法
通話中に勝手に通話が切れてしまうなどの誤動作、反対に常に画面がロックされてしまうなど、近接センサーの不具合が見られる場合には、簡単な対処を行うことで症状を改善できるかもしれません。
まずはこれらの対処を試してみて、それでも直らないようであれば修理を検討しましょう。
画面フィルムが近接センサーを塞いでいないか確認する
iPhoneの画面に貼り付ける画面フィルム・ガラスフィルムが、画面上部の近接センサーに干渉していないか確認してください。
画面フィルムは近接センサーを塞がないように設計されていますが、貼り付けがずれていると近接センサーを塞いでしまうことがあります。
また、画面フィルムはiPhoneのモデルごとに専用のものが発売されていますので、対応モデルが異なっているフィルムをiPhoneに貼り付けないように注意しましょう。
スマホケースが近接センサーを塞いでいないか確認する
画面フィルムと同じように、iPhoneの背面に取り付けるスマホケース、スマホカバーが近接センサーに干渉している可能性があります。
対応モデルにあっているスマホケースを取り付けて、近接センサーを塞がないように気を付けて取り付けを行いましょう。
iPhoneを再起動する
iPhoneのことで困ったときには、再起動を行うのが有効です。
ずっとiPhoneを起動している状態だと、キャッシュなどのゴミがシステムに溜まり、動作が遅くなったり不安定になったりすることがあります。
一度iPhoneの電源を切ったあとにもう一度起動し、近接センサーが動作するか確認してみましょう。
画面上部が画面割れしていないか確認する
iPhoneの近接センサーが備わっている箇所は、ディスプレイと同様のガラス製となっています。
近接センサー付近の画面が割れている場合、近接センサーの赤外線が上手く通らず、近接センサーが誤作動を起こす可能性があります。
もし画面割れが見られるときには、iPhone修理ダイワンテレコムや、Apple Storeなどの正規店で画面割れ修理を依頼しましょう。
iPhone修理ダイワンテレコムの近接センサー修理について

赤丸部分がiPhone 7の近接センサー
iPhone修理ダイワンテレコムでは、通話中に勝手に操作されてしまうiPhoneなどを対象とした、近接センサーの修理・メンテナンス・クリーニングを即日対応で承っております。
お客様にご安心してご利用いただけるよう、ここでは具体的にどのような修理を行っていくのかを解説していきます。
近接センサー部品の交換
- 修理料金:5,000円~10,000円(機種による)
- 修理時間:30分~1時間
診断を行い、近接センサー部品が故障していると判断した場合には部品交換で修理を実施します。
iPhoneの近接センサー部品はiPhone 5から最新のiPhone 12シリーズに至るまで、すべてのモデルで画面パネルに取り付けるような構造となっています。
この部品はフロントカメラ・イヤースピーカー端子・環境光センサーと一体型の部品であるため、修理前と修理後には必ずこれらの動作確認を実施し、修理後に不具合が出ないよう細心の注意を払ってパーツ交換を行っております。
また、iPhone X以降のFace IDを搭載する機種では、近接センサー部品の交換を行うとFace IDが使用できなくなってしまう点に注意が必要です。
iPhone修理ダイワンテレコムでは、必ず修理前にお客様に確認を取ったうえで修理を実施いたします。
近接センサー周りのメンテナンス・クリーニング
- 修理料金:3,000円~5,000円
- 修理時間:30分~1時間
近接センサー部品が故障しておらず、近接センサー付近の汚れや設置のズレ、コネクタの接触不良などが原因で不具合が生じている場合には、メンテナンスやクリーニングを実施します。
近接センサーの動作を阻害するホコリなどの異物を、部品を傷つけることなく丁寧に掃除し、適切な位置に近接センサーを取り付け直すことで、症状を改善いたします。
店頭修理のほか、郵送での修理にも対応
iPhone修理ダイワンテレコムでは、お客様にiPhone修理をご利用いただきやすいように2通りのご依頼方法を用意しております。
- 店頭修理:各店舗の店頭までiPhoneをお持ち込みいただく修理方法
- 郵送修理:iPhoneを郵送していただき、外に出ることなくご利用いただける修理方法
それぞれのご利用方法を紹介いたします。
店頭修理
お近くのiPhone修理ダイワンテレコムの店頭まで、近接センサーの修理をご依頼いただくiPhoneをお持ち込みください。
iPhoneの状態やご依頼いただく時間帯にもよりますが、最短30分~1時間ほどでiPhoneをお返しいたします。
事前にお電話・ご予約いただきますと、スムーズに修理をご案内いたします。
また、発生している症状をヒヤリングし、おおむねのお見積りをお伝えすることも可能です。
店舗によっては予約による修理料金の割引等のサービスがございますので、ぜひご活用ください。
郵送修理
郵送修理のお申込みフォームより、郵送でのiPhone修理サービスをご依頼いただけます。
iPhoneを郵送いただいてから即日修理、そのまま郵送でご返却いたしますので、最短3日で修理したiPhoneをお手元にお届けいたします。
お問い合わせいただいた内容を元にお見積りを作成いたしますので、修理内容・修理料金ともにご納得いただいたうえで修理をご依頼いただくことが可能です。
ご自宅にいながらご利用いただけますので、お近くにiPhone修理ダイワンテレコムの店舗がない地域にお住まいの方や、ご来店いただく時間が取れないという方にもお勧めの修理方法となっております。
まとめ
iPhoneの近接センサーによく見られる不具合、対処法、修理方法などを解説してきました。
要点をおさらいしていきましょう。
- ・ iPhoneの近接センサーは、インカメラ付近の小さい穴に設置されている
- ・ 通話中に勝手に操作されてしまう症状は、近接センサーの不具合
- ・ 通話を終了しようとしても画面が真っ暗な場合でも、近接センサーが悪さしている可能性あり
- ・ 画面フィルムやケースが近接センサーに干渉していないか確認しよう
- ・ 対処を行っても症状が直らない場合、修理に出そう
- ・ iPhone修理ダイワンテレコムは店頭・郵送修理に対応、近接センサー修理はおまかせ!
普段からiPhoneでよく通話を行うiPhoneユーザーの方は、近接センサーの調子が悪くなると非常に不便に感じられてしまうかと思われます。
通話中のiPhoneの誤動作は、そのほとんどで近接センサーが正常に動作していないことが原因で発生します。
もし、お使いのiPhoneで通話中の動作がおかしいと感じられることがありましたら、近接センサーを疑ってみましょう。
iPhone修理ダイワンテレコムでは、近接センサーの修理・メンテナンス・ご相談などを随時受付しておりますので、「あれ?」と思うことがあればお気軽にご相談ください!
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