【iPhoneユーザー必見】バッテリーを交換せずに使用し続けることは危険!

[公開日:2018/01/06]

こんにちわ。

ダイワンテレコム池袋東口店でございます。

 

 新年を迎え、いよいよ2018年がスタートしました。2018年と言えば発売されるのではないかと噂されている第2世代「iPhone SE」と、iPhone Xと同様のベゼルレスデザインを採用した3つの次世代iPhoneが注目を集めているようです。昨年のiPhone 8/Xを見送って今年のアップルの発表まで継続して使用するユーザーが多いようで、当店では現在、iPhone 6~6sのバッテリー交換依頼が殺到しています。

 

 新年を迎えてから帰省したり旅行などを堪能した方が多いと思いますが、やはりどんなところに行ってもiPhoneは重要ですよね。「インスタ映え」な写真を撮ってSNSで共有したり、家族や友達との思い出を写真に収める時にiPhoneは欠かすことができません。しかし、iPhoneは精密機器ということもあり非常にデリケートなデバイスです。画面が割れてしまったり、ボタン操作が反応しなくなってしまうなど、パーツ1つに不具合が生じるだけで私生活に大きな支障がでることがあります。更に内部パーツのハードウェア故障だけではなく、iOSソフトウェア起因による不具合も当店に多く寄せられており、iPhoneを使用する上ではいつ不具合が生じてしまうかわからないため、最善の注意と対策が必要です。そのためにも突然データが消失してしまわないよう定期的にデータバックアップを行うことがとても重要になります。今回のブログではバッテリーの劣化が引き起こすデータ消失の危険性についてご紹介していきたいと思います。

 

 

 iPhoneのバッテリーには駆動時間が長く小型で軽量が特徴的の”リチウムイオンバッテリー”が採用されています。リチウムイオンバッテリーは電池残量が切れたら充電をすることで再び長時間使用することができ、現在はiPhoneだけではなくAndroidのスマートフォン・携帯ゲーム機などでも採用されています。私生活の至るところでこの”リチウムイオンバッテリー”は使用されており、現代のバッテリーを要する精密機器において欠かすことのできない物となっています。そんな優れた性能を持つリチウムイオンバッテリーですが、やはり消耗品ということもありいずれかは寿命を迎えてしまいます。基本的には2~3年が寿命と言われており、3年目以降は極度に劣化が促進し「電源が入らなくなる」「フル充電から数分で電池が尽きてしまう」といった症状が起きることがあり、iPhoneを長期間使用する上では2年目を境にバッテリー交換を行うことが推奨されています。

 しかし、現在は家電量販店やネット通販で「モバイルバッテリー」が普及しており、バッテリー交換を行わず、常にモバイルバッテリーと接続しながら使用しているユーザーが多いようです。しかし、リチウムイオンバッテリーは充電しながら使用する「過充電」を行うとバッテリーの劣化を著しく促進させてしまい、そのまま使用するとモバイルバッテリー無しでは電源を入れることができなくなることがあります。実はこの時点でデータ消失」への一歩を踏み込んでおり、復旧確率が非常に低いとされる「リンゴループ」に陥ってしまう危険性があります。

 

リンゴループとは?

 

 iPhoneの不具合で最も恐ろしいのが「リンゴループ」と呼ばれる症状です。リンゴループとは、再起動を繰り返しホーム画面に辿り着くことができなくなってしまう恐ろしい症状で、実際に当店での復旧確率は5%~10%と極めて低いのが現状です。リンゴループにはiOSソフトウェア内部パーツのハードウェア故障の起因に分かれており、改善するにはiPhoneをリカバリーモードに切り替え、iTunes(パソコンと接続)で「ソフトウェアアップデート・復元」を試みる必要があります。iOSソフトウェア起因では「iOSソフトウェアアップデートの失敗」「内部ストレージの空き容量不足」、ハードウェア起因では「水没」「バッテリーの劣化」「落下の衝撃(外圧)」でリンゴループに陥る事例が多く、その中でも「バッテリーの劣化」には最も注意が必要です。

 

件数が多いのは「iPhone 5シリーズ」

 ダイワンテレコム池袋東口店ではバッテリーの劣化によるリンゴループが徐々に増えており、その中でも「iPhone 5s」の件数が多くを占めています。小型で手に収まるデザインがiPhoneユーザーから好評を得ており、現在もiPhone 5sを愛用しているユーザーが多いようですが、2013年9月頃の発売から昨年の2017年9月で4年目を迎え、バッテリー交換を行っていない場合には特に注意が必要です。冒頭でも述べたように「バッテリーは消耗品」であることから長期に渡って使用するにはバッテリー交換が必要になります。ですが、劣化したバッテリーを継続して使用するとリンゴループだけではなく、本体のロジックボード(基盤)の故障、iOSソフトウェアのクラッシュを引き起こしてしまう危険性があり、最悪の場合、復旧が不可能になることもあります。

 

 バッテリーの劣化がiPhoneを故障させてしまうことはとても考えにくいと思いますが、実際にバッテリー起因の事例がいくつか報告されており、長期使用する場合には最善の注意が必要です。2018年の次世代iPhoneの発売まで使用する場合にはバッテリー交換を行うことと、定期的なデータバックアップを徹底しましょう。

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