こんにちはダイワンテレコム池袋東口店の藤本です!!
去年の11月22日に『FBIの捜査協力要求にティム・クックCEOが「NO」!』というブログを書きました。
簡単に内容を説明すると、某カリフォルニア州で2015年12月に発生した銃乱射事件の捜査のため犯人の所有していたiPhone5cを解析するため、ロック解除するための情報をFBIに提供するよう、裁判所がAppleに命じた。
これに対しAppleの一番偉い人、ティム・クックCEOさんは
写真引用元:iPhone Mania
「犯罪捜査目的であっても、iPhoneに秘密の裏口を設けその使い方を提供することはユーザーのプライバシー侵害につながる」
と拒否した。
という内容。
今回のブログはその続編みたいな内容になりそうです。
当時FBIの技術ではApple最新のプロテクトを突破する事は出来ませんでした。
FBIは約1億円をハッカー集団に支払って、犯人のiPhone5Cを解除したそうです。
アメリカは事件解決の為ならハッカーですら利用してしまうというのか、、、。
凄い国だ、、、。
そうAppleのiPhoneは絶対的と言っていい程プライバシーが保証されていました。
しかしとんでもないアイテムが表れてしまいました。
なんとiPhoneXを含む最新のiPhoneのロック解除できてしまう「GrayKey」というモンスターアイテムが開発されてしまったのです。
GrayKeyはGrayShiftというベンチャー企業からリリースされている、持ち運びも簡単なグレーの箱で出来ていて外部にはライトニングケーブルが2本出ています。
写真引用元:小龍茶館
2台のiOSデバイス(iPhone、iPad、iPodtouch)を接続でき2分後には自動的にパスコードを解除できる専用ソフトウェアがiOSデバイスにインストールされてパスコード解除が始まります。
パスコード入力回数制限を回避して4桁のパスコードであれば数時間で解除が可能みたいです。
6桁になると数日かかるとの事ですが、繋いだだけでパスコードが解除できてしまう簡単さは恐ろしいですね。
GrayKeyでパスコード解除できたiPhoneの写真です。
30秒で解除されたことが分かります。
2日と4時間4分30秒掛かる予定だったみたいですがパスコードが簡単で30秒で解除できたという表示みたいです。
写真引用元:小龍茶館
時間はかかったとしても解除できた後は全てのデータがダウンロード出来てしまいます。
これは凄いというか怖いですね。
約159万6千円で300回のオンラインの解除が出来そうです。
300台全部解除したら1台当たり約5,320円で解除できる計算となります。
そしてさらに約320万円を払うとオフラインで解除可能となり回数も無制限となるそう。
お金さえあれば解除し放題という事になってしまいます。
なんとこのGrayKeyを米司法省とFBIが購入したみたいです。
Appleにパスコード解除を要請しても断られてしまったので強行手段といったところでしょうか。
平和の為、犯罪解決の為とはいえ政府機関以外の人に悪用されてはたまったもんじゃありませんよね。
もっと怖いのは既に中国製のパスコード解除ツールがAmazonなどで販売されているとか。
写真引用元:小龍茶館
しかしながらこういったツールが公開されている以上Appleが仕組みさえ解析してしまえば今後のiOSで対策されるのは必然。
いたちごっこが展開されるはずです。
現段階での対策はなるべく早くの最新iOSアップデートとパスコードは英字や記号を組み合わせたパスコードロックでデバイスを守るしかないですね。
勿論ですが紛失しないようにする事が何より大事なことだと思います。
ダイワンテレコム池袋東口店ではパスコードを解除できるサービスのご用意はありませんし、そういった機材も持ち合わせていませんが、ガラス割れ、液晶不良は最短40分ほどで修理可能でございます!
他にもバッテリー交換、充電コネクタ交換、電源が入らなくなった端末のデータ復旧、新しい機種へのデータ移行、他にも各種修理も行っております!
他店で修理出来ないと言われたiPhoneを修理出来た実績もございます!!
是非一度お問い合わせください!!
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