【iPhone修理】画面交換が必要なケースと修理工程

修理工程を説明する前にiPhoneの液晶交換が必要なケースを紹介していきます。

液晶交換が必要なケースは大きくまとめて以下の物があります。

①iPhoneの画面が割れた

②画面に黒い模様が出てくる

③電源はつくが画面が映らない

④ボタンが反応しない

⑤リンゴループになる

①や②の様な症状になった事がある方は多いのではないでしょうか？

上記の様な場合は画面があきらかに破損しているので交換が必要になります。

③の場合は電源がついているという事は起動ができているという事になります。

ただそれを映す為の液晶が壊れているため画面に何も表示されないという事になります。

その為液晶の交換が必要になります。

※この場合は液晶以外に原因がある可能性もあります。

④の場合、ボタンが反応しないならボタンが故障しているんじゃないの？

って思われる方もいるかと思います。

たしかにボタンが壊れているという可能性もあります。

しかしそのボタンをロジックボード（基盤）まで繋いでいる線は液晶についているのです！

その線が壊れてしまっている場合は液晶の交換が必要となります。

⑤の場合、リンゴループには様々な原因があります。

一番多くあるのはiOSアップデート時などにエラーが起きて

そのままリンゴループになってしまうというケースです。

容量が足りなかったりアップデートの途中で電源やWi－Fiが切れて失敗すると

リンゴループになってしまう事があります。

ただしそれ以外にもパーツの故障によりリンゴループになる事もあります。

その場合はパーツを一通り交換して確かめるしか方法がありません。

その為、液晶の交換も必要になってきます。

それではiPhoneXの液晶交換の工程を説明していきます。

まずお預かりした時は画面が割れており画面が映らない状態でした。

しかし電源はついていたため画面の交換をします。

まずはiPhoneを開いていきます。

iPhoneの開き方は下記URLのブログで説明していますので気になる方はご覧ください！

https://www.iphone-d.jp/store/iwatemorioka_store/blog/12408.php

iPhoneを開くことができたらまず初めにコネクタの蓋をしている金属板を外します。

iPhoneXの場合はY型ネジが5個ついているので全て外します。

金属板を外すとコネクタがいくつもある事が確認できます。

このコネクタのうち下記写真の場所がバッテリーのコネクタになるので最初に外します。

次に下記写真の３か所のコネクタが画面側についている物のコネクタになるので外します。

上記のコネクタを全て外すと画面と本体が見事分解できます♪

次に画面側の分解を行います。

画面側上部にイヤスピーカーなどがついています。

Yネジで止まっているので全て外して画面から取り外します。

分解した部品はこちらになります。

これで画面の分解は終わりとなります。

次に新しい液晶を用意します。

まずは液晶が正常に動作するかどうか本体にコネクタを接続します。

バッテリーのコネクタも接続し、本体を起動します。

無事起動ができ、画面に異常がなければOKです。

バッテリーと画面のコネクタを外します。

ここでiPhoneの本体に新しい防水シールを張ります。

これをしないと防水機能が低下してしまいますので気を付けましょう。

そしてここからは外した物を逆の順番でつけていくだけです！

新しい液晶にイヤースピーカーを取り付け、本体にコネクタを繋ぎ金属板をつけます。

画面を閉じて星形ネジをつければ修理完了となります！

今回の修理の工程はいかがだったでしょうか。

さらっと説明をしていますが、実際に修理をする際は

注意しなければいけない点がいくつかあります。

精密機械ですのでちょっとした衝撃で壊れてしまうなんて事もあります。

修理自体に大きなリスクがありますのでご自身で修理をされる際は自己責任で行ってください！

当店までお持ちいただければ丁寧かつ迅速に修理が可能でございます！

もちろん何かあったときの保証もありますので

お持ちのiPhoneの調子が悪くなってしまった場合は当店までご連絡ください♪

また、相談だけでしたら無料で行っておりますので

気になる事や困ったことがあればお気軽にご相談くださいませ♪

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