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Appleが現在、開発を進めている純正ワイヤレス充電マット「AirPower」。
ジョン・プロッサー氏は自身のYouTubeチャンネルで発熱管理の仕組みとリーク情報を伝えていますのでご紹介させて頂きます。
Apple純正のワイヤレス充電マットであるAirPowerが発表されたのは2017年9月。
発表後も、なかなか発売まで至らず、当社の高い水準に達する事ができなかったとして2019年3月にプロジェクトの中止が決定されていました。
しかし2020年の3月に入り、AirPowerのプロジェクトは内々で復活、再始動している事が判明しました。
そして現在も開発に取り組んでいるAppleですが、難航している理由としてジョン・プロッサー氏は「AirPowerでApple Watchを充電している際に、局所的な異常発熱で本体が溶けるか、最悪発火する恐れがあった」と伝えています。
この異常発熱についてプロッサー氏はApple Watchだけでなくワイヤレス充電対応のiPhoneやAirPods、ワイヤレス充電ケースを同時に充電する際にも発生したと伝えています。
Apple Watchは特殊な電波で端末を検知してからワイヤレス充電が開始されます。
つまり原因についてiPhoneやAirPodsなどとApple Watchは充電制御方法が異なる為ではないかと考えれています。
プロッサー氏も次のようにコメントしています。
「Apple Watchは独自の充電方法をとっているため、充電に多くのエネルギーを消費する。以前のプロトタイプでは、Apple Watchを他のデバイスと一緒に置くと充電マット全体が過熱し、デバイスが発火する」
異常発熱の問題を解決すべくAppleの技術者は開発中のプロトタイプに部位別温度管理を導入しているようです。
これにより例えば左側でApple Watchを充電し、想定以上の温度に達してしまった場合は充電を一時ストップし中央や右側に置いているiPhoneやAirPodsワイヤレス充電ケースなどの充電が開始される仕組みを作り上げる事が可能になります。
更に、発熱問題を改善する為にA11チップが搭載されるとも伝えられています。
A11チップが搭載されれば特定のコイルのみに電力を送る事や熱暴走を防ぐ為に温度が下がってから電力供給する事が可能になるとの事です。
先程の例で説明すると、充電が一時的に中断されたApple Watchの温度が許容範囲まで下がれば、再びApple Watchの充電が再開といった事が可能になるのです。
気になった方は是非、動画でチェックしてみて下さい。
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