iPhoneには高性能なカメラが搭載されており、カメラアプリを使うことで綺麗な写真や動画を撮影することができます。
特に近年はInstagram(インスタ)やTwitterなどSNSの流行で、食べ物や風景を撮るなど、さまざまな場面でiPhoneのカメラにお世話になっている人が多いのではないでしょうか。
しかし、iPhoneのカメラ部品は比較的故障しやすい部位となっており、iPhone修理ダイワンテレコムでもカメラの不具合に関するご相談をよくいただいています。
当ページでは、iPhoneのカメラによく見られる不具合の紹介やその対処法、正しい修理方法を紹介していきます。
iPhoneのカメラは年々性能が向上しており、日常的に使用する機会も多くなりました。
その分何らかの不具合が起こるとすぐに気づきやすく、不便に感じてしまいます。
そもそもiPhoneのカメラはこれら2種類のカメラが搭載されています。
iPhoneの背面左上に搭載されているカメラのことを「アウトカメラ」や「リアカメラ」などと呼びます。
リアカメラはiPhoneで写真を撮影するとき主に使われるカメラで、その分Appleも毎年iPhoneのセールスを行うときにはこちらのカメラの性能を大々的に宣伝することが多いです。
iPhoneの背面左上に搭載されているカメラのことを「アウトカメラ」や「リアカメラ」などと呼びます。
リアカメラはiPhoneで写真を撮影するとき主に使われるカメラで、その分Appleも毎年iPhoneのセールスを行うときにはこちらのカメラの性能を大々的に宣伝することが多いです。
iPhoneで「カメラの故障といえばリアカメラの故障」、と言っても良いほどインカメラと比べてリアカメラの故障は多く、当ページで紹介していく情報もリアカメラに関することがメインとなります。
リアカメラの故障でよく見られる症状とその原因を見ていきましょう。
写真を撮るときにはiOS標準の『カメラ』をはじめとしたカメラアプリを起動しますが、カメラの映像が表示されるところが真っ暗で何も映らないという症状が起こることがあります。
「カメラに何も映らない」症状はリアカメラとインカメラの故障で最も多くみられ、単純にカメラを一切使えなくなってしまうので特に不便な不具合です。
カメラに何も映らない場合、以下のような原因が考えられます。
「インカメラは映るのにアウトカメラ(リアカメラ)は映らない」という場合、1番のアウトカメラ部品の故障が疑われます。
アウトカメラ部品は構造上衝撃に弱く、iPhoneを落としてしまったり、水没させてしまったりした拍子に故障するケースが多いようです。
また、iPhoneの心臓部である基板部品の故障や、カメラと基板をつなぐ配線の接触不良なども原因として考えられます。
リアカメラの部位がスマホケースなどで隠れてしまって、カメラが映らないという2番のケースも意外と少なくありません。
iPhoneのスマホケースはモデルごとにカメラホールのデザインが違いますので、使っているiPhoneと合わないスマホケースを使用していると、カメラが隠れてしまうことがあります。
3番のカメラアプリの不具合は、iOS標準ではないサードパーティ製のカメラアプリに多く見られます。
サードパーティ製のカメラアプリでカメラが映らない場合は、iOS標準の『カメラ』で映るかどうかを確認してみましょう。
iOSの不具合で、カメラアプリが使えない状態となっている可能性も考えられます。
iOSあるいはカメラアプリの問題でカメラが映らない場合には、インカメラ・リアカメラともに真っ暗になっていることが多いようです。両方のカメラが映らないときはソフトウェアの問題が疑われます。
カメラアプリを起動したときに、カメラの映像が小刻みにふるえる(ブレる)ことがあります。
この症状では、カメラの映像がふるえると同時にiPhoneからカタカタと異音がするケースがほとんどです。
この故障は「iPhone 6s」「iPhone 7」などの機種で多く見られるようです。
カメラの映像がふるえる場合、「リアカメラ部品の故障」が疑われます。
リアカメラ部品に搭載されている手ブレ補正機能の不具合でリアカメラ部品が物理的にカタカタとふるえ、異音と映像のふるえが起こります。
iPhoneの再起動などで症状が改善される可能性こそありますが、再起動で直らない場合はカメラ部品の交換などが必要となります。
カメラの映像が問題なく映る場合でも、被写体のピントがあわないことがあります。
被写体とiPhoneの距離を近づけたり遠ざけたりして、なかなかピントがあわないときには何らかの不具合だと考えられます。
カメラのピントがあわないときには、以下のような原因が考えられます。
カメラが映らない場合と同様に、ピントがあわない場合でもカメラ部品自体の故障が考えられます。やはり落下などの衝撃や水没でカメラ部品の故障が起こります。
カメラレンズカバーの傷や割れ、汚れによってピントがあわなくなるのが一番多いと考えられるケースです。
iPhoneのカメラレンズカバーにはサファイアクリスタルと呼ばれる非常に高い硬度のガラスが用いられていて傷がつきにくくはなっていますが、iPhoneを長く使用していると傷ついてしまう可能性があります。
また、いくら硬度が高くても落下などの衝撃には弱く、レンズカバーにヒビ割れが生じることは少なくありません。
このようなレンズカバーの傷やヒビ割れによってカメラセンサーが上手く光を取り込めず、ピントがあわなくなります。
また、レンズカバーの汚れなどでも同じことが起こりますので、カメラのピントがあわないと感じたら、まずはレンズカバーの様子を確認しましょう。
カメラアプリを起動したときの映像に、黒い影や線などの異物が映りこむことがあります。
被写体を映したときに、実際にはない異物が映りこむことで気づくことが多いです。
また、同じような症状としてカメラの映像が白くボヤけたように見えることもあります。
カメラの映像に黒い影や線などが映りこむ、白くボヤけるときには、以下のような原因が考えられます。
カメラの映像に異物が映りこむ症状の原因は、おおむねピントがあわない症状と同じです。
さらに、これら2つの症状が同時に現れることも少なくありません。
レンズカバーに傷や割れ、汚れなどがないか確認しましょう。
カメラとは直接関係ないようにも思えますが、アウトカメラ部品が故障するとiPhoneのLEDライトが使えなくなるケースが非常に多いです。
iPhoneのカメラが真っ暗で何も映らないときにはLEDライトが点灯するかどうか確認してみて、使えないのであればアウトカメラ部品の故障が強く疑われます。
カメラレンズカバーが割れた状態を放置すると、リアカメラ部品がホコリや水分に晒され、故障しやすくなってしまいます。
使っているiPhoneのカメラが故障したと思ったときには、対処を行うことで症状が改善できるかもしれません。
特に「カメラが真っ暗で何も映らない」場合にはまずソフトウェアの問題を疑って、これらの対処法を試してみましょう。
ソフトウェアの対処法でもカメラが直らない場合には、修理が必要になります。
一方で、カメラのピントがあわない・映像に異物が映るときは、ハードウェアの問題が疑われます。
レンズカバーのクリーニングを行っても症状が直らない場合には、修理が必要になります。
カメラの映像が映らなかったら、まずは使っているカメラアプリを一旦閉じて再度立ち上げてみましょう。
カメラアプリを再度立ち上げても直らない場合には、iPhone自体を再起動します。
また、サードパーティ製のカメラアプリを使用している場合はiOS標準の『カメラ』で映像を確認してみてください。
カメラアプリを閉じて再度立ち上げるには、「タスクキル」という操作を行います。
iOSが最新でないなら、iOSアップデートを行いましょう。
自分のiPhoneが最新iOSになっているかどうかは以下の手順で確認できます。
iPhoneの初期化を行うことで、iOSが原因の不具合を取り除くことができます。
ただし、iPhoneの初期化を行うとiPhoneのデータがすべて消えてしまうので、iPhoneの初期化を行う前には絶対にiTunesかiCloudでデータのバックアップを作成しておきましょう。
「カメラのピントがあわない」「カメラの映像に黒い影や線などが映りこむ」場合には、カメラレンズカバーに問題があると考えられます。
カメラレンズカバーに傷やひび割れ、汚れがついていないか確認してみてください。
カメラレンズカバーが汚れている場合には、クリーニングクロスや眼鏡拭きなどの柔らかい布で優しくレンズカバーを拭いてください。
また、傷・ひび割れが見られる場合には修理が必要です。
対処を行ってもiPhoneのカメラが直らない場合には、修理に出す必要があります。
iPhone修理を依頼するのは大きく分けて2つの選択肢があります。
ここでは、正規店・非正規店それぞれの特徴を紹介していきます。
メリットとデメリットをよく理解して、自身にあった店舗を選んでiPhone修理を依頼しましょう。
Apple StoreやApple正規サービスプロバイダの店舗のことを「正規店」と呼びます。
正規店のカメラ修理では基本的に『本体交換』となるため、「修理ができない」というケースになりにくいのが特徴です。
また、iPhoneの販売元であるApple正規のサービスであるという分かりやすい安心感も得られます。
一方で、正規店でのiPhone修理には以下のようなデメリットも存在しています。
正規店の修理には必ず予約が必要で、即日で完了しない可能性があるため、手軽さに欠けるという側面はあります。
また、データが消えてしまうためにバックアップの作成は必須といえるでしょう。
保証サービスであるApple Care+に加入さえしていれば安い価格で済むため、既にApple Care+に加入している方は正規店での修理がオススメです。
また、Apple正規の修理サービスであるという点も見逃せません。特に直営店であるApple Storeには安心して修理を出すことができるでしょう。
街中で見かける『iPhone修理店』は、Apple正規サービスプロバイダでなければ「非正規店」に該当します。
非正規店はApple正規のサービスではないため、部品が純正品ではない・店舗によってサービスの品質が異なるという特徴があります。
ただ、日本国内ではiPhoneのシェアの高さからiPhone修理は需要があり、非正規でも正規店と遜色ない高い技術を持ったiPhone修理店が近年増えています。
また、純正品ではない部品であっても高品質な部品が多く流通しており、純正品ではないからといって過度に不安になる必要はありません。
非正規店のメリットとしては、カメラ修理を含めほとんどの修理が正規店よりも安い、依頼した即日で修理が完了する、データはそのままで修理できる、などの点です。
バックアップを取らなくてもデータが消えない、即日で完了することから、非正規店はとにかく手軽さの面で優れています。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
非正規での修理を行ったiPhoneは、その後からApple Care+やキャリアの保証サービスを受けられなくなってしまう可能性があります。
そのためApple Care+に加入している場合は正規店での修理を選ぶとよいかもしれません。
iPhone修理ダイワンテレコムでは、予約なしでも即日対応の『店頭修理』と家にいながら修理をご依頼いただける『郵送修理』をご用意しております。
またしっかりと検品行った部品を用いて修理を行っており、さらに修理後には最長6か月の保証期間をお付けしておりますので、安心してご利用いただけます。
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カメラパーツ交換・カメラレンズ交換の修理以外にも、カメラやレンズカバーのクリーニング、コネクタの取り付け直しなどのメンテナンスも承っております。
症状によってはパーツを交換せず安価に修理が可能な場合もございますので、まずはiPhone修理ダイワンテレコムまでご相談ください。
iPhoneのカメラ修理を依頼する店舗が決まったら、修理を依頼しましょう。
とはいえ、これまでiPhoneを修理に出したことがなく、修理の出し方がよく分からないという方もいらっしゃるかと思われます。
ここでは、iPhone修理ダイワンテレコムでのカメラ修理までの流れを紹介いたします。
iPhone修理ダイワンテレコムでのカメラ修理の前には、データのバックアップを作成することをお勧めいたします。
万が一の事態に備えて修理する・修理しないに関わらず、日ごろからバックアップは作成しておくと安心です。
iPhone修理ダイワンテレコムのカメラ修理では正規店とは異なってデータを消去するわけではないため、バックアップが取れていないという方でも修理をご依頼いただくことができます。
データそのままでの即日修理が可能となっておりますので、バックアップを取る時間がないという場合でも、ぜひ当店をご活用ください。
iPhone修理ダイワンテレコムでは、iPhoneを店頭まで持ち込んでいただく「店頭修理」と、郵送でiPhoneをお送りいただく「郵送修理」をご依頼いただけます。
それぞれのご利用方法を紹介します。
iPhoneのカメラにまつわるトラブルと対処法、修理方法について説明してきました。
ざっくりとおさらいしていきましょう。
もし、お使いのiPhoneのカメラで「あれ?」と思うことがあれば、ご紹介した対処法を試したうえで修理を検討してみてください。 iPhone修理ダイワンテレコムでは、各店舗でiPhoneのカメラ修理を扱っております。カメラ部品の交換からレンズカバー交換、清掃やメンテナンスまで幅広い対応が可能となっておりますので、まずはお近くの店舗までご相談ください。