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iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム新宿本店です。
Appleのサプライヤーとしても有名な台湾の電子機器メーカーFoxconnは12月18日に、従業員が廃棄予定の不良部品を使用して作成した偽iPhoneを販売していた疑惑があるため、調査を開始したとの公表がありました。
とあるビジネスマンとFoxconnの所有する工場の管理スタッフが協力して、欠陥品で廃棄予定の部品を使用して組み上げた偽iPhoneを本物のiPhoneとして販売し不当に利益を得ていたとされています。
廃棄予定とはいえ元々はiPhoneの純正部品として作られたものであり、組み立てもiPhoneを組み上げている工場でしていたことから、見た目の区別は全くつかなかったのではないかと思うとゾッとしますね。
これらの手口で製造されたiPhoneは協力していたビジネスマンにより販売され、過去3年間で4,300万ドル(約47億円)にも上ると台湾メディアのMirrormediaが報じています。
AppleCEOであるTim Cook氏は今回の問題を6月に知らされていたと語っており、その後からFoxconnで内部監査が続いているとのこと。
Foxconnの工場では毎日50万台ものiPhoneが製造されており、毎日のように何千という数の不良部品が廃棄されていたのではないかと考えられています。
それほどの規模で部品が入手出来ていたのであれば悪質な従業員が悪だくみを起こすには十分だったことでしょう。
以前にも中国から入手した偽iPhoneをAppleCareの交換サービスで本物のiPhoneと手に入れるといった詐欺行為を5年間にわたり働いていたという問題が起こっていました。
その事件ではエラーを起こしたiPhoneから部品を取り外し、偽物の部品と交換したのちに交換品として送っていたとのこと。
Apple製品の純正部品は一般的に入手することが出来ないため、iPhoneの需要の高さも相まってこうした不正が絶えないのかもしれません。
中国で起こった問題と今回のFoxconnでの問題、無関係かどうかは分かりませんがAppleにとっては厄介で意外と根深い問題となっていそうですね。
source:Apple Insider
source:台湾英文新聞
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