iPhoneの電源が落ちる原因と対処法、すぐ試せる操作方法を解説

[公開日:2023/11/17]
筆者: 梅田店

iPhoneの電源が突如落ちる症状には、いくつかの原因が考えられます。

当記事ではiPhoneの電源が急に落ちる原因と対処法をご紹介し、iPhoneの安定した動作を確保できます。
こちらの記事の情報は、すべてのiPhoneのモデルでご利用いただけます。

iPhoneの電源が急に落ちる原因と対処法

劣化したバッテリーを交換する

iPhoneに内蔵されているバッテリーには寿命があり、バッテリーの劣化が限界にまで達すると急な電源落ちの原因になります。
充電残量にまだ余裕があるにも関わらず電源が落ちる、頻繁に再起動をする、充電器を挿したままじゃないと電源が落ちる、などの症状がでている場合はバッテリーの劣化が原因である可能性が高いです。

ストレージ容量に十分な空きを作る

アプリ、写真、動画など多くのデータが日々iPhoneに蓄積されていくと、容量がいっぱいになり電源が急に落ちてしまいます
定期的なデータの整理や不要なアプリの削除をしてストレージ容量に空きを作ることにより電源落ちを防ぐことが出来ます。

適切な温度内でiPhoneを使用する

寒い日にiPhoneを使用していると突然電源が落ちる」という症状もiPhoneには見られます。
これはバッテリーの使用頻度も低く、充電もしっかりある状態でも起きてしまう現象で、iPhoneは特定の温度範囲内で正常に動作するように設計されています。
iPhoneを使用する最適な温度範囲は16°C~22°C (62° ~ 72° F)といわれており、これを超えるか下回るとiPhoneの動作に支障が生じる可能性があります。
気象などで低温になり過ぎた場合、内蔵バッテリーの特性で電圧が低くなるため電源が落ちることがありますので、iPhoneを使用する際は気温も考慮してみてください。

iOSの更新

iPhoneをアップデートした後に電源が落ちる場合、iOSの不具合が考えられます。
iPhoneのモデルとiOSの組み合わせ次第では、iOSのバグで電源が落ちてしまうこともあり、アップデート直後は不具合が起こりやすい為、iOSのアップデートによる不具合が起きていないかインターネットなどで確認し、様子を見ましょう。

アプリの再起動、アップデート

新しいアプリのインストールや、長期間更新していないアプリにより不具合が起き、電源が落ちてしまう可能性があります。
アプリによる不具合は一時的ですので、アプリをインストールし直したり最新バージョンに更新すると改善します。

iPhoneのメモリ容量を見直す

iPhoneのメモリ容量とは、動作情報を一時的に記憶する要素であり、RAM容量とも呼ばれます。
このメモリ容量には上限があり、iPhoneのモデルによってさまざまです。
例えば2018年に発売されたiPhone XRのメモリ容量は3GBですが、2023年に発売されたiPhone15シリーズのメモリ容量は6GBなので大きな違いがあります。
データやファイルが増えると容量が圧迫され、古いモデルのiPhoneだと処理能力が追い付かず電源が落ちることがあります
メモリ容量が大きいほどCPU処理性能が向上しますが、上限も存在しますので高性能モデルであっても動作が遅く感じる場合はメモリ不足の兆候かもしれません。
アプリが今使用しているiPhoneのモデルに合っているか確認しましょう。

バックグラウンド更新をオフにする

iPhoneには、アプリを使っていないときもバックグラウンドで更新を行う「Appのバックグラウンド更新」という機能があります。
バックグラウンド更新がONになっているとバッテリーが消耗してしまうので、iPhoneの電源が急に落ちてしまう原因となりえます。
電源が落ちやすいiPhoneに関しては、設定からひとつひとつのアプリをチェックして頻繁に使うもの以外はバックグラウンド更新をオフにしておいた方が安全です。

iPhoneを修理に出す

ここまで紹介してきた対処法を試しても症状が改善しないのであれば、iPhone自体が故障している可能性が高いです。
こうなると、ご自身で何とか対処する方法はないと言えます。
iPhone修理店やAppleStore、Apple正規サービスプロバイダなど、iPhoneの修理を行っている店舗に相談してみてください。

 

iPhoneのバッテリーリフレッシュ

電源が急に落ちる症状の応急処置として、バッテリーのリフレッシュというものがあります。
バッテリーリフレッシュとは、誤表示している電池残量を正常な状態に戻す作業です。
内蔵バッテリーの劣化が原因で電源が落ちている場合、バッテリーリフレッシュにより一時的に改善されることがあります。
ただしこのバッテリーリフレッシュはバッテリーの劣化を改善させるものではないのでご注意ください。

バッテリーリフレッシュ方法

1.充電残量が0%になるまで使い切る
2.充電が0%の状態のまま3時間以上放置
3.充電器に接続して100%になるまでフル充電をする

上記の方法でバッテリーリフレッシュが完了します。
電源が落ちた後に3時間以上放置するのは、内蔵バッテリーを完全に放電させることが目的です。
バッテリーリフレッシュを行ってもトラブルが解消されない場合は、バッテリーの交換を検討しましょう。

 

電源が突然落ちても困らないiPhoneの使い方

モバイルバッテリーを常備する

iPhoneが外出先で急速に充電がなくなったり、電源が落ちる心配があるならモバイルバッテリーを常備しましょう。
モバイルバッテリーの容量も様々ですので、フル充電回数に合わせて選ぶと便利です。
iPhone1回のフル充電には5,000Ah以上が必要ですので、1日で4回以上充電するのであれば20,000Ahがおすすめです。
モバイルバッテリーには有線とワイヤレスの2つの充電方式があり、ワイヤレスはQi規格対応とMagSafe対応があります

Qi規格対応
iPhone 8以降のワイヤレス充電に対応したモデルで使用でき、置くだけで充電できるタイプ。

MagSafe対応
iPhoneとモバイルバッテリーを磁石で固定して充電するタイプ。

iCloudでデータの自動バックアップを設定しておく

iPhoneの電源が突然落ちる場合の対策として、iCloudのバックアップ機能を予め自動設定しておくと安全です。
iCloudとはApple社公式のクラウドサービスで、iPhoneのデータをWi-Fi経由でクラウド上に自動保存できます。
しかし、iCloudに無料で保存できるストレージ容量は5GBまでですので、それ以上のデータを保存する場合はストレージ容量に応じた月額料金を支払う必要があります。

 

電源が落ちて復旧しないiPhoneからのデータ取り出し

iPhoneの電源が突然落ち、さまざまな方法を試しても電源が入らない場合でも、iTunesやiCloudでバックアップを作成しているのであれば自力でデータ移行が可能です。
しかしバックアップを作成していない場合、電源が入らないiPhoneからデータの取り出しは出来ないので、自力でデータを取り出すのは難しいです。
このような場合は修理業者に依頼して対処してもらいましょう。

 

iPhoneの電源が落ちるときは修理に出してみよう!

急にiPhoneの電源が落ちてしまう場合の対処法を紹介してきました。
当記事で紹介してきた対処法の一部は、iPhone修理店であるダイワンテレコムでも応急処置として利用するものです。
iPhoneユーザー側でもすぐにできることが多くありますので、不具合が起きてしまった場合は慌てずに試してみてください。

また、これらの対処法でも症状が改善しないときには、iPhone本体の故障が強く疑われます。
iPhone修理ダイワンテレコムでは、電源が落ちるiPhoneに対してバッテリー交換、基板修理などさまざまなメニューをご用意しています。
ほとんどの場合で、再度使用出来る状態にまで復旧が可能となっていますので、お困りの際にはお近くのダイワンテレコム店舗までご相談ください。

この記事を書いた店舗情報

梅田店

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