LINE、大規模障害の原因はデータセンターでの作業ミス

4月12日の午後3時10分頃から午後4時1分頃の約50分間にかけて、LINEにおいてトーク送受信や通話が出来ない不具合が発生しました。

LINEが発表した資料によると、LINEが利用しているデータセンター事業会社が、電源設備のメンテナンス作業を行う際に誤って電力供給を停止してしまい、複数のネットワークやサーバー機器が停電状態となったことが原因で大規模障害が発生してしまったとの事です。

不具合については、大部分が4月12日中に解消しており、LINEは引き続き影響範囲の確認と復旧作業を実施しています。

なおLINEは、4月12日の午後3時9分から午後4時1分の間にメッセージの送信を行った場合は、送信されていない可能性があるとして、再度送信するようユーザーに呼び掛けています。

・LINEは4月12日の対応内容について公表しており、主な内容は以下の通りです。

・2021年4月12日 15時9分　　電源設備のメンテナンス作業によりネットワーク機器及びサーバーに障害が発生。本件を起因とする「LINE」の障害が発生

・2021年4月12日 15時10分　「LINE」の障害検知、対応開始　　

・2021年4月12日 16時1分　　トーク機能、通信機能の不具合が解消、プロフィール更新や既読表示、グループ参加などの不具合について復旧作業を開始

・2021年4月12日 17時00分　LINE公式Twitterより状況説明とお詫びの投稿　https://twitter.com/LINEjp_official/status/1381517578271514628

・2021年4月12日 17時21分　プロフィール更新や既読表示、グループ参加など復旧

・2021年4月12日 19時45分　メンテナンス作業を中断していた電源設備の切り戻し作業開始

・2021年4月12日 20時07分　電源設備の切戻し作業が完了し、メンテナンス作業前の状態に復旧　

・2021年4月12日 20時24分 　LINE公式Twitterより状況説明とお詫びの投稿　https://twitter.com/LINEjp_official/status/1381568850261504005