iOS13.2-iPhone11シリーズでDeep Fusion機能

[公開日:2019/10/03]
筆者: 新宿本店

iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店でございます。

開発者向けに公開されるiOS13.2ベータ版でiPhone11シリーズ向けに「Deep Fusion」という画像処理システムが利用可能になる可能性があるようです。

 

Deep Fusionとは

アメリカメディアThe VergeはiOS13.2ベータ版ではDeep Fusion機能が利用可能になると報じています。

Deep FusionはA13 Bionicプロセッサを活用し室内の光でも繊細な写真撮影が可能な画像処理システム。

その為、A13 Bionicプロセッサを搭載しているiPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Maxに限る機能となってます。

AppleはiPhone11Proの発表時にDeep Fusionについて以下のように説明しています。

 

”この秋後半に登場するDeep Fusionは、A13 BionicのNeural Engineによって可能となる新しい画像処理システムです。Deep Fusionは高度な機械学習を使って写真のピクセル単位での処理、写真のすべての部分の質感、細部、ノイズの最適化を行ないます。”

 

 

iPhone11シリーズには3つの撮影モード

 

iPhone11シリーズでは3つの撮影機能が存在しています。

 

◆標準である広角カメラで撮影した場合、中間以上の明るさで撮影するとスマートHDRが使用され、中間よりも暗ければDeep Fusionが作動し、更に暗くなるとナイトモードが作動する仕組みです。

 

◆望遠カメラに関しては基本的にDeep Fusionで撮影し、明るい環境ではスマートHDR、暗い環境ではナイトモードが作動致します。

 

 

◆超広角カメラに関してはDeep Fusionやナイトモードには対応しておらずDeep Fusionのみ対応しています。

 

 

ユーザーにはDeep Fusionが作動しているアイコンや表示は出ない為、ユーザーに意識させる事なく動作します。

この件についてAppleはDeep Fusionを意識せずに使う事でiPhoneのカメラは綺麗な写真が撮影できると思ってもらえるよう意図的にDeep Fusionの存在を感じさせないようにしているとコメントしています。

 

 

 

 

 

Deep Fusionは約1秒で処理

 

Deep Fusionでは複雑な画像処理が行われる為、画像生成までに約1秒かかります。

Deep Fusionでの処理が作動中にカメラロールで画像を開けば一時的に暫定的なイメージが表示され、処理が完了すると最終的なイメージが表示されるようです。

尚、暫定的なイメージ表示から最終イメージの表示までには0.25秒から0.5秒もかからないとの事です。

 

 

引用元:The Verge

引用元:Apple

 

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