iOS13.3.1とiOS13.4のバッテリー時間を比較

iAppleByteが今回公開したバッテリー持続時間テストは、先日GMが公開されたiOS13.4と現在リリースされている最新バージョンのiOS13.3.1でベンチマークテストアプリGeekbench 4を使って実施しています。Geekbench 4のバッテリーテストは、プロセッサに負荷がかかるアプリを動作させた場合のバッテリー持続時間を測定します。

今回テストに使用した機種は

・アイフォンSE

 ・アイフォン6s

 ・アイフォン7

 ・アイフォン8

 ・アイフォンXR

 ・アイフォン11

 上記の6モデルになります。iPhone11についてはiOS13.4のみの搭載となるので比較に用いられたのは実質5モデルになります。

テストの条件として、すべてバッテリーの明るさを25％で統一し、明るさの自動調整をオンオフにしています。

結果は以下のようになっています。

iOS13.4をインストールした6モデルで、バッテリーを使い切るまでの時間は、以下のとおりでした。iPhone XRとiPhone11のバッテリー持続時間の長さが目立ちます。

iPhoneSEが3時間に対し、iPhone11は6時間でした。

一番長く持続してたのは以外にもiPhoneXRFの6時間12分です。

iOS13.3.1で実施したテストと比較した結果がこちらです。

持続時間が伸びたのはiPhoneXRのみで、他のモデルは全て以前よりも持続時間が短くなっています。アップデートをするとバッテリーに影響を与えるといわれていますが、やはり古いモデルほど顕著に出ています。

iAppleByteはこの結果について、iOS13.4にアップデートしたのがテストの12時間～14時間前であり、iOS13.4が安定していない可能性があるため、後日、フォローアップのテストを公開する予定だ、とコメントしています。

iOSは、規模の大きいアップデートの後は、バックグラウンドでデータの最適化処理を行うため、ユーザーが「アップデートしたらバッテリーの持ちが悪化した」と感じることがありますが、アップデートの数日後には安定することが多いです。