みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
さて、今年オープンの青砥店では、4月22日のブログのように、なめてしまったネジ対策で専用の工具を導入したのですが、その後について書いておきます。
「なめた精密ネジはずし」は結果的に万能ではなかったです。やはり回らないネジは回らないのです。Appleさん(の依頼を受けた製造工場)がキツく入れてしまったネジは、これをもってしても回らないのです。本来はプラスネジ用ですから、文句は言えません。私が非力だからかもしれませんが、ゴールド系は特にその傾向がある気がします。
でもこの工具、はずす時だけでなく、入れる時にも使えます。最近になって気づいたのですが、先端が引っかかりさえすれば良いわけです。
さて、4月の記事では、片方最初の星ネジが回らなくて開くのを断念して返却した私ですが、今は違う対応をしております。
回ざれど開いてしまえiPhoneを。
機種によりですが、ネジ側から開く原則は原則であって、ほかの側面からでもパネルを外しにかかることはできるのです。パネルが壊れるおそれはあるのですが、お客様の修理したい要望に応えるために慎重に経験値アップです。バッテリーの膨張によるパネル浮きは力学的にネジに圧がかかっているのでまず回りません。やってみて分かることは本当に多いものです。液晶不良で壊れているパターンなら遠慮なくいきます。パネルの浮きなくバッテリーの交換要望だけだと、迷いどころになりますが。
閉じる時にひと工夫必要なのですが、片方ネジが回ってはめられれば、特に問題なしです。
でも一番問題なのが、二つの星ネジが両方とも最初に回らない大変レアなパターンです。
強引に開けて作業して閉じるのですが、物理的な形同士のはまりと、防水テープの粘着力だけが頼りです。落とすと開く可能性がありますが、修理せずに自分が諦める、お客様を諦めさせるという選択肢は取らず、作業します。事故なくその端末が役目を終えるかもしれませんので。世の中に保護ケースは数多く存在しますが、完全防護型がおすすめです。
以上、ダイワンテレコム青砥店でした。
青砥店
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