iPhone修理のダイワンテレコム新宿本店です。
海外ではiPhoneやApple Watchを身に着けていた事で、九死に一生を得るというニュースが報じられることがありますが、ここ日本でもiPhoneによる救出劇が繰り広げられていました。
2018年12月、レイチェル・ニールさんはボーイフレンドとその友人と共に、観光旅行で日本にやってきていました。レイチェルさんたちの予定では沖縄の沖にある島へ、チャーターした船で向かう予定でしたが思っていた以上に海が荒れていたため乗っていた船は転覆してしまったのです。
転覆した船から12月の冷たい海に投げ出されてしまったレイチェルさんは、いつも肌身離さず持ち歩いているゴーバッグの中にボーイフレンドと自分のiPhoneが入っていることに気が付きます。そして取り出したiPhoneですが、ボーイフレンドのiPhoneはすでに水没により壊れてしまっている状態でした。
iPhoneはiPhone7/7 PlusからはIP67準拠の耐水機能が搭載されました。このIP67とは完全防水ではないのですが、一定の水深と時間、水中にあっても性能を損なわないという条件をクリアしています
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レイチェルさんが持っていたモデルはiPhone7だったため、海水に浸かっていましたが電源が入らないなどの影響がなかったことから、日本の緊急サービスへ連絡することができ沿岸警備隊によって無事に救助されたのでした。
その様子は、当ニュースを報じたThe TODAY Newsの公式Twitterで閲覧することができます。
実は過去にもiPhoneの耐水性能やHey! Siriを有効にしておいたおかけで、九死に一生を得たという人の話がニュースになって報じられたことがあります。
2017年4月、アメリカフロリダ州のキービスケーン沖6.4キロのポイントで、海釣りを楽しんでいた男性3人が乗る船が高波を受け浸水、その後沈没してしまったのです。乗っていた男性3人のうち一人が所有しているiPhone7を使って緊急サービスへ連絡をしようとしました。
この時、耐水機能を搭載したiPhone7は水損による影響はなかったものの、4月の冷たい海に体温を奪われてしまい思うようにダイヤルできませんでした。なんとかSiriを起動することに成功し、緊急サービスへダイヤルすることができ、数十分後には沿岸警備隊により無事救助されたのでした。
このように海へ出かける時は防水または耐水性能を持つ、iPhoneやスマートフォンを使うようにしたほうが良いのかもしれません。何か事故に巻き込まれ海原へ投げ出されたとしても、沿岸から近い場所であれば電波が届く可能性があります。今使っているモデルがiPhone6sやiPhone SEで、海や川など水辺に行く機会が多い方は、耐水性能を持つiPhone7やiPhone8などの機種に変更することを強くオススメします。
Apple最高経営責任者ティム・クック氏はこのニュースを報じたThe TODAY NewsのTwitterに「私達はみなさんが無事に救助されたことを嬉しく思っている」とコメントしています。
このようなニュースを見てティム・クック氏は、さらにiPhoneの耐水性能を向上させるか、完全な防水機能を搭載させるか検討し、近い将来には完全防水のiPhoneが発表されるかもしれませんね。
参考サイト
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