Apple Japanが衣替え～旧端末仕様を比較可能に

Apple Japan Webがリニューアルされ、各所に変更や追加が見られます。

まずトップページに現れるのは、「iPhone XS/iPhone XR購入時の下取り額増額」の案内です。

Apple Give Back(下取り)を店舗で利用した際に、iPhone XRが59,800円から、iPhone XSが87,800円から購入できる事を訴えています。

これまでAppleが下取りを最前面に押し出した事は筆者の記憶の限りではありません。

現在のAppleが置かれている状況が良く分かるトップページではないでしょうか。

詳細は別記事に譲りますが、米アップルが実施しているGive Back増額に比べると、日本の下取り額増額は規模が小さいようで、最大でも5,000円程度の上乗せになります。

市井の下取り店では、Appleよりも高額で買い取るケースが多いので、必ずしも、この下取り増額キャンペーンを利用するのが得と言う訳でもありませんし、対象はAppleStore店頭のみですので注意が必要です。

iPhone 6/6Plus･iPhone SE等の旧端末も比較できる

突然、現行モデル以外の旧モデルが「比較」可能になりました。

筆者の勝手な想像ですが、Y!mobileやUQmobile・BIGLOBEモバイルでiPhone7が発売された事と関係があるのかもしれません。

現在、Apple自身が正規に販売するiPhoneは、XS/XS MAX/XR/8/8Plus/7/7Plusの7機種ですが、日本国内での正規版iPhoneは、上記サブブランド系がiPhone7/6s/SE、mineoがiPhone8/8Plusを販売していますので、もしかするとAppleにそうした端末についての問い合わせが相当数あったのかもしれません。

実際、Y!mobileでもUQmobileでも、iPhoneの「製品マニュアル」や「(製品)サポート」はAppleの公式WEBにリンクさせており、独自コンテンツは用意されていませんので、サポートに機種の仕様などの問い合わせがあったのではないでしょうか。

日本でのiPhoneの販売数には、サブブランド系が販売する端末台数もふくまれるため、下取り額増額などにも通じる販売数稼ぎのための一環なのかもしれません。

こちらは、同じ4.7インチ液晶を搭載したiPhone8・7・6sを比較したものですが、こうして仕様を比較する事で、自分の使途にはどのモデルが最適なのか、不必要な機能にお金を払わないために役立ちそうです。

現行「iOS12」は、iPhone5sから適用し、動作や応答の機敏性の改善が望めますので、例えば、「ワイヤレス充電はいらない」、さらに、「防水機能も必要ない」と言う事であれば、iPhone 6sも充分にターゲットになります。

もし、iPhone　8を検討していて、仕様を吟味した結果6sでも問題ないと分かれば、最大で50,000円以上の支払額の差を節約できるケースもあり得ます。

様々な機種を比較して見ているだけでも楽しいので、一度ご覧になってみてください。