今年の新iPhoneの最新リーク情報！どういった変化がある？

2019年秋発表のiPhoneはiPhone XSシリーズと同じ3モデル体制の販売とのこと。
今回のiPhoneの上位モデルはiPhone11 Pro/Pro Max、廉価版モデルがiPhone11になる見込み。
これまではiPhone5sに対してiPhone5c、iPhone XS/XS Maxに対してiPhone XRといったスタンダードモデルとは異なった名称をつけられていた廉価版モデル。
今作モデルはiPhone11が実質的な廉価版扱いとなるようなので購入/予約をする時には注意が必要ですね。
見た目的には「代わり映えしないデザインだ」との指摘する声もありますが、実際には細かな変更点が少なくありません。

高性能なカメラの代償とも言うべきか点なのか、2014年に登場したiPhone6モデル以降、iPhoneのカメラレンズ部分には出っ張りがある状態です。
当初あったリークではiPhone11シリーズでもこの"伝統"が受け継がれると思われていました。
ですが、その後は【カメラと背面の境目がスムーズになり、出っ張りが抑えられる】との見方が一般的となっています。

ワイヤレス充電に対応するべく採用された背面のガラスパネルも一部モデルの変更があるようです。
iPhone11 Pro/Pro Maxは"つや消し""くもりガラス"となり、これまでのiPhoneとは見た目や質感が変わる見込み。
ガラス割れを起こりにくくする新技術が採用されるとも考えられているようです。
iPhoneの背面ガラスは割れてしまうと内部にダメージが入りやすくなってしまいます。
AppleCare＋に加入されているのであれば安心できますが、もしAppleCare+に未加入の場合では背面ガラスの修理料金はiPhone XS Maxで67,800円にも達します。
この割れにくいガラスの採用はiPhoneユーザーにとっては朗報と言えるでしょう。
他にも防水・防塵対応の度合いはiPhone初の【IP68】になるとも噂があります。
総合的な耐久性の向上が期待できるでしょう。

iPhone11シリーズは上位2モデルが有機EL（OLED）ディスプレイ採用モデル、廉価版のみ液晶ディスプレイ（LCD）採用となるようです。

ディスプレイサイズですが以下のようになっています。
iPhone11 Pro：5.8インチ
iPhone11 Pro Max：6.5インチ
iPhone11：6.1インチ
この3モデルのサイズ構成に変更はないと考えられています。

また、新モデルでは画面を強く押し込んでショートカットや特殊操作を行う【3D Touch】機能は廃止されるとの見込みになっています。
登場時には最高デザイン責任者（CDO）のジョナサン・アイブ氏をして「究極的には、これこそ私たちがこれまでに集中してきたことであり、Appleを突き動かしてきたものだ」とまで言わしめた3D Touch機能。
Appleの予想に反して使うユーザーが少ないことやTaptic Engineにコストやスペースを要することなどが指摘されていたの早い段階から廃止が予測がありました。
iPhone11シリーズは3モデルはiPhone XRで採用された「Haptic Touch（長押し）」に統一予定とのことです。

2016年のiPhone7 Plusよりデュアルカメラを採用していたApple。
iPhone11シリーズではレンズの数が従来の物から増加します
iPhone11 Pro/Pro Maxはトリプルカメラ(広角+望遠+超広角)となり、iPhone11はデュアルカメラ(広角+望遠)になる予定のようです。




Appleは近年、HuaweiやSamsungにカメラ性能で押し負け気味な状態ではあります。
Googleが4万円台でリリースしているPixel 3aと比較しようとする向きもありました(かつてのiPhoneであれば、比較しようとは思いもよらなかったはずですが…)。
今作モデルのiPhone11 Pro/Pro Maxでは、ライバル企業も多く採用するトリプルカメラになるばかりか、暗所での撮影性能向上やクロマキー機能の採用などもあるので一挙に復権できそうです。

上位モデルになるiPhone11 Pro/Pro Maxでは、端末の背面でAirPodsのワイヤレス充電ケース・Apple Watchなども充電できる【ワイヤレス給電】が実装される見込みです。
同様の仕組みはすでにHuaweiやSamsungのフラッグシップモデルにも採用されているだけに、ユーザーが待ち望んでいた機能とも言えるでしょう。


これに伴って、バッテリー容量の増大も期待されています。
iPhone11 ProではiPhone XSから20%以上、iPhone11 Pro MaxでもiPhone XS Maxから10％以上増えるとの観測も。
他にもiPhone11シリーズにはUSB Type-C（USB-C）タイプの充電アダプタが同梱されるとの情報もあります。
これまでのiPhoneに同梱されていたのは5WのUSB充電アダプタで、iPhone X/88 Plus以降で高速充電を行うには別売りのアクセサリを入手する必要がありました。
噂どおり高速充電対応の電源アダプタとケーブルが同梱されていれば30分間でiPhoneを50%まで充電可能に。
ただし充電ポートはUSB-Cではなく依然としてLightningが採用される見込みとなっています。
ほかにも【ワイヤレス給電の目印としてAppleのロゴが端末上部から中心へと移動する】といった観測も登場しています。

従来の指紋認証(Touch ID)よりも精度が高いとはいえ顔認証(Face ID)はなかなか自分の顔を認識してくれないことがあります。
結局FaceIDで解除できないのでパスワードを入力する羽目になる…といった指摘がユーザー間でも目立っていた状況です。


そうした状況に対応すべく、iPhone11シリーズのFace IDはセンサー性能の向上で様々な角度から顔認証ができるようになっているとのことです。
わざわざ端末を顔の正面に持ってこずともテーブルに置いた状態からロック解除ができるようです。

iPhone XのチップA11 Bionicでは毎秒6,000億回だった演算能力。
iPhone XSのA12 Bionicでは毎秒5兆回と飛躍的な進化を遂げているとのことです。
となれば、iPhone11に搭載が期待されるA13でも同じだけのアップグレードを望みたくなるのが自然です。
TSMCの7nmプロセス技術で生産されるA13ですが、計算処理に特化したAMXや拡張現実（AR）用の映像処理に特化したmatrixといったコプロセッサが採用されているとのこと。
高度なタスク処理を効率的に行うことが重視されているようです。

また中華メディアが先日報じたように、iPhone11シリーズはiPhone11 Pro/Pro Maxのメモリが6GBに、iPhone11が4GBになると予想があります。
iPhone XS/XS Maxが4GB、iPhone XRが3GBだったことを思うと、より一層複雑な処理が新iPhoneでは可能になるということだと思います。



ストレージ容量は64GB、256GB、512GB。
iPhone XS/XS Maxのバリエーションが引き継がれる模様ではありますが、一部にはiPhone11 Proシリーズで1TBを期待する向きもあるようです。

Source:iPhone Hacks
Photo:Twitter-Ben Geskin,YouTube-Apple