iPhone11、データ通信に不具合iOS 13に起因？アクセス不能

iPhone 11（ハード）に原因があるにせよ、iOS13（ソフト）に原因があるにせよ、いずれにしても、Appleがこの問題に対処してくれない事には、根本的な解決はできないのですが、2019年10月26日（土）現在、Appleからは何らアナウンスはなく、解決方法がない状態が放置されています。

現時点で分かっている対処法は「再起動」ですが、時間が経過するとまた同じ症状に戻ってしまうので、これは一時しのぎに過ぎませんが、一時的にせよ、現状、通信を回復できる唯一の方法ですので、再三の再起動はデバイスにも芳しくないのでは？と心配しつつも、背に腹は替えられないのでやるしかありません。

各機種の再起動は、以下の通りです。

• iPhone 11及びXシリーズは、サイドボタン（電源）と音量下げボタンを同時に押す→スライダーでOFF→再度ON
• iPhone 8、7、6シリーズは、サイドボタン（電源）を長押し→スライダーでOFF→再度ON
• iPhone SE、5シリーズは、上部の電源ボタンを長押し→スライダーでOFF→再度ON

再三の再起動が必要な場合は面倒なので、筆者は「Assistive Touch」に再起動を入れています。

さほど多くないとは言いながらも、悪い日には日に2~3回は再起動が必要になるので、そのたびに、ボタンを長押ししてスライダーを表示させ、サイド電源を入れる…という操作を繰り返すのは面倒なので、2タップで再起動できるようにしています。
というか、そんな設定をユーザーがしている時点で「ダメ」なんですけどね。

Assistive Touchの設定方法

Assistive Touchの設定方法は以下の通りです。 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「Assistive Touch」へ進み、「Assistive Touch」をONにし、「最上位メニューをカスタマイズ」に進んで表示させるメニューを設定します。

アイコンは最大8個まで増やす事ができ、操作しにくいメニューや、頻繁に使うメニューを設定しておく事ができます。

筆者の場合は、基本の「ホームへ戻る」の他に、画面右上から引っ張り出す「コントロールセンター」の操作が面倒なのでAssistive Touchに追加、スマホケースが固くサイドボタンを押しにくいので「音量の増減」、よく使う機能「スクリーンショット」と「画面の向きのロック・アンロック」を加えていますが、今回のバグで「再起動」もAssistive Touchに追加しました。

あまり頻繁に再起動するのはiPhoneにとってどうなんだろう…と心配しつつも、再起動しなければネット接続ができないので致し方ありません。

先日、iOSの最新バージョン「13.1.3.」がリリースされ、当然、筆者の手持ちの端末にもインストールしましたが、ネットにアクセスできない症状はその後も現れており、改善されていません。

そもそも、現時点ではAppleから正式なアナウンスや当面の対応策、抜本的な解決策など、一切の情報がリリースされない事には大きな違和感を感じます。
ネットにアクセスできない症状は、日本のみならず海外でも同様の症状が報告されていますが、その事をAppleが把握しているのかどうかさえ、何も分からない状況です。