
Apple&Google、新型コロナ追跡アプリのサンプルが公開
こんにちは
iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム町田店です。
新型コロナウイルス感染症が拡大の一途をたどる中で、米国が誇る巨大IT企業のAppleとGoogleで共同開発が進んでいた、濃厚接触した恐れのあるユーザーを追跡するサービスのUI(ユーザーインターフェース)やソースコードのサンプル、プライバシーポリシーなどが公開されました。
iOS13.4のベータ版で公開されていた情報も踏まえると、アプリ自体はほぼほぼ完成しているようですね。
追跡アプリの画面
AppletpGoogleから公開されたUIではアプリを起動した際に表示される画面、アプリユーザーが感染したことを申告するための画面、感染者と濃厚接触した可能性のあるユーザーに通知するサンプル画像などがありました。
正式なアプリ版については各国でデザイン・作成されるため、このままの表示ではないかもしれませんが、おおよそ近しいものになるはずです。
初回起動時の画面
画像の左は初回起動時の画面、画面下に表示されている「Get Started(さぁ始めよう)」をタップすると、その横、中央がAndroidで右がiPhoneの注意事項に同意するかどうかの確認画面が表示されるようになっています。
検査結果が陽性だった場合の画面
新型コロナウイルスに感染しているかどうかの検査を受けて陽性だと判断されると、公衆衛生当局からアプリを通じて通知が届きます。
その後「SHARE PROSITIVE TEST RESULT(検査結果をシェアする)」をタップし、検査した日付と検査した際に受け取ったコードに間違いがなければ「次へ」をタップ。
ランダムに作成されたIDを当局へ送信する事を許可しますか?と最終確認が出るので「Share(シェア)」を選択すれば送信が完了します。
感染者と濃厚接触したユーザーへの通知
前述の手順でシェアされた感染者の情報を元に、感染者と濃厚接触した可能性のあるユーザーへアプリを通じてプッシュ通知が送られます。
通知の詳細を確認すると感染者と接触した可能性のある日付と回数を教えてくれます。
さらに、日付をタップするとより詳細な情報が表示されるようになっていますが、相手の名前など個人を特定できる情報は可能な限り隠されています。
国内での導入はいつごろ?
現時点では追跡するためのアプリが完成したというわけではなく、アプリの基礎部分だけが作成されて各国の公衆衛生当局向けに公開されている段階です。
これから、日本のアプリ開発者によって正式な国内向けアプリとして開発された後に、App StoreやPlay Storeなどでインストールが可能にある事でしょう。
(少なくとも国内では)徐々に感染拡大速度が上がっている状況を考えると、拡大速度を緩やかにすることが可能な、このアプリの開発は急がれているはず。5月中には完成してあらゆるユーザーが使用できる状態になっていて欲しいものですね。