
iOS11以降の脱獄ツールが登場!?
こんにちは
iPhone・iPad修理のダイワンテレコム町田店です。
Appleから発売されているiPhoneはAndroidOSを搭載したスマートフォンに比べると、カスタマイズ性が少なく自由に設定やアプリケーションを使用することが出来なくなっています。
もちろん、制限を掛けることでセキュリティを強化し、配信されるアプリケーションも一定以上の質を保った信頼のあるものだけが残っているという事には間違いないし、制限されているからといって多くのユーザーが不満を持つほどの不便さを感じていないはずだ。
一部のユーザーはこういったiPhoneの仕様を良しとせず、意図的にセキュリティを突破してiOSを様々にカスタマイズする「ジェイルブレイク(脱獄)」と呼ばれる行為が以前から散見されていたものの、iOSのセキュリティが強固になるにつれて、脱獄可能な機種・iOSは少なくなっていました。
しかし、先日「unc0ver」と呼ばれているハッカーチームによってiOS用の脱獄ツールが開発され、これにより最新版のiOS13.5を含むiOS11以降すべてのiOSで脱獄できるようになったことが報じられています。
iOS13.5も脱獄可能に
ハッカーが脱獄を成功させるに至った経緯や手法、どういった脆弱性を利用したのかまでは不明ですが、現行のiOS13.5までも脱獄する事が出来ると記載されていることから、すべてのユーザーに関係のある脆弱性が発見されたということになります。
また、8月~9月に発表されるであろうiOS14のプレリリース版をすでに入手しているといった情報もある事から、iOS14でもさっそく脆弱性が発見される可能性がありそう。
しかし、脱獄に成功した、という情報が流布されたということはAppleが何も対応しないということはなく、近いうちに脆弱性を改善する為のアップデートなどを配信することや、2020年の秋に発売されると見込まれているiPhone 12では改善済みとして発売されることなどが考えられます。
脱獄をすることでAndroid端末のようなカスタマイズ性を得られるということは間違いではありませんが、Appleが幾重にも張り巡らせたセキュリティをはぎ取る行為ともいえる為、脱獄ツールの使用は推奨できません。
あらゆるウイルスに感染してしまう危険性やバグが発生する可能性、なにかあった場合でもAppleは一切対応してくれないということを念頭に置いて下さいね。