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2020年6月12日に厚生労働省は、AppleとGoogleが共同開発したAPIを使用した、「新型コロナウイルス接触確認アプリ」のリリース日が6月中旬になることを発表しました。
プライバシー保護を重視したアプリ設計
「新型コロナウイルス接触確認アプリ」を利用するには、本人の同意が必要となり、プライバシー保護を重視して設計されたAPIを利用して製作されています。
アプリをインストールする際、名前や電話番号、メールアドレスなどの個人情報は必要とせず、GPSなどの位置情報を利用することもありません。
「新型コロナウイルス接触確認アプリ」は、デバイスのBluetooth機能を利用して、半径1メートル以内・15分以上の接触があった可能性を、端末情報を暗号化して保存します。保存されたデータは、14日後に自動的に削除さる仕組みです。
すでにAppleとGoogleの共同開発したAPIを利用して作られたアプリの運用は一部海外の国で、開始されています。
陽性者との接触可能性情報、1日1回更新
ユーザーががPCR検査の結果が陽性となった場合は、本人の同意をもとに厚生労働省へ登録することができます。
過去14日間の濃厚接触の可能性については、「陽性者との接触を確認する」という項目から確認することができます。
接触が確認された場合、症状などに応じて、帰国者・接触者外来などへの受診の案内を受けることもできます。
効果発揮には人口の6割の利用が必要
この、「新型コロナウイルス接触確認アプリ」を多くの人が導入することによって、多くの人が利用することで、感染拡大防止の効果が高まることが期待されています。昨日の安倍内閣総理大臣の記者会見では「人口の6割弱に普及すれば、ロックダウン(都市封鎖)を防ぐことができる」「多くの皆さんに活用いただきたい」と呼びかけています。
厚生労働省は、「特に利用が想定される方々」として、近接するリスクの高い職業(販売・接客業、バスやタクシーの運転手、配送・物流業、医療関係者、介護・保育・福祉施設関係者)や基礎疾患がある方、スマホネイティブの若い世代などを挙げています。