こんにちは。アイフォン修理のダイワンテレコム渋谷店です。
LinkedInは、iOS14の新プライバシー機能によりiPhoneとiPadのユーザーのクリップボードの内容を読み取っていた事が判明しました。
iOS14の新機能により判明
iOS14およびiPadOS14には、アプリがクリップボードから貼り付けられているかどうかをユーザーに知らせる新しいバナーアラートが追加されています。
この追加された新しいプライバシー機能により、LinkedInのアプリがユーザーに通知する事なくクリップボード内の情報を読み取っている事が明らかとなり、iPhoneユーザーがLinkedInに対して訴訟を起こしたとの事です。
iPhoneユーザーである、Adam Bauer氏は、サンフランシスコ連邦裁判所に訴訟を起こし、LinkedInがユーザーの個人情報を収集していると主張しています。
Bauer氏は、LinkedInがアプリがインストールされているデバイスからだけではなく、Appleのユニバーサルクリップボード機能を介してMac等の他の近くのデバイスからもプライベートデータにアクセスできる可能性があるという不満を述べています。
LinkedInは訴訟に対してのコメントは発表していませんが、アプリが意図的にユーザーのクリップボードを読み取っていたのではなく、ソフトウェアのバグが原因であると発表しています。
このクリップボードの読み取りに関しては、iOS14の新プライバシー機能により、TikTok、AccuWeatherなどの人気のあるアプリでもクリップボードの内容を読み取っていたことが公開されているようです。
裁判所がLinkedInに対するユーザーの控訴を受け入れるかどうかは現時点ではまだわかっていません。