こんにちは。アイフォン修理のダイワンテレコム渋谷店です。
AdobeのLightroom for iOSのアプリアップデートに、ユーザーの写真とプリセットが削除されるという重大なバグが発生していたことが明らかになりました。
Lightroom for iOSアプリの5.4アップデートでは、Adobeクラウドサービスにデータを同期されていない全てのコンテンツが削除されるという重大なバグが発生していました。
アップデートがリリースされた直後に様々なフォーラムやSNSで報告が続きました。
このバグによって影響を受けたユーザーは、写真、プリセット、編集などのデータを失っています。
報告のあったユーザーの中には、2年間の編集の全てを失ったという報告もあり、重要なデータを失った人達から同様の報告が数十件もあるとされています。このバグは、アプリ内のコンテンツをAdobeのクラウドストレージサービスにアップロードせず、ローカルストレージに保存していたユーザーに対して影響を及ぼしています。
影響を受けたユーザーたちの多くは、クラウドストレージが制限されている無料のサービスを使用していましたが、一部の有料ユーザーも影響を受け、何千枚もの写真を失う事となってしまいました。
Adobeはバグが他のユーザーに影響を与えないようにする5.4.1のアップデートをリリースしていますが、その時点で失われたデータに関しては、一切復旧ができないとしています。
今回のバグについては、Adobe側からの発表もありました。
「iPhoneおよびiPadで、Lightroom 5.4.0にアップデートした一部のユーザーのLightroomクラウドに同期されなかった写真やプリセットが失われてしまうというバグを認識しています。
iOSおよびiPadの新しい修正バージョンである5.4.1がリリースし、この問題が他のユーザーに影響を与える事を防ぐ事としました。
しかし、修正された5.4.1のバージョンをインストールしても失われた写真やプリセットのデータに関しては復元される事はありません。
一部のユーザーの方々には、復元できない写真やプリセットがある事を確認しております。このバグによる影響を受けたユーザーの方々には心よりお詫び申し上げます。」
との発表がされています。
Adobeでは、バグの影響受けたユーザーがコンテンツが失われている可能性のあるiCloudバックアップを復元する事を推奨していますが、iCloudバックアップが無いユーザーに関しては、Adobe側には損失に対する解決策がなく、修正する事もないとしています。
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